2016/10/12
コンクリートに発生するジャンカを補修!
ジャンカ、コールドジョイント、ひび割れetc。コンクリートの打ち肌にはさまざまなトラブルがつきもの。そんなトラブルを思いのままの打ち肌に調整する技術「打ち放し色合わせ」。その技術に迫る。
https://www.nr-mix.co.jp/rc/
小松です!
ジャンカって何?なんていう方がこのページに辿り着くことは珍しいかもしれません。が!ジャンカを皆様にもっと知って欲しいのです。ということで今回はジャンカにクローズアップした実績紹介です。
まずはwikipediaから引用です。
ジャンカ
ジャンカは、コンクリートの打設不良の事例の一つ。締め固め不足やセメントと砂利の分離、また型枠下端からのセメントペーストの漏れにより空隙ができ強度が下がり、脆くなっている状態を言う。豆板(まめいた)と呼ぶ場合もある。
概要
- コンクリートの仕上がり表面上に凹部が生じ、表面がザラつき粗骨材が確認できる状態をいう。極端に酷い場合には、大きな空隙ができ、鉄筋が露出することがある。
- ジャンカの状態になると、コンクリートの中性化が加速し、通常のコンクリートの半分以下の強度になること、また、鉄筋コンクリートでは、鉄筋の腐食が進行する恐れがあることから、地震の際の建物の安全性や耐用年数に重大な問題が生じる。
対策
- コンクリート打設時に、落下高を抑え、分離が生じにくくする環境にすること。
- 開口部など施工精度が要求される、打設が行われにくい箇所には十分に締め固めを行うこと。
- 型枠からペーストの漏れを防ぎ(型枠の隙間を減らす努力をすること等)、セメントと骨材が分離しないようにすること。
・・・・・!
ちょっとまってください。wikipediaすごい。
ちなみにこれ、「ジャンカ」で検索すると一番上に出てきます。ですが、ジャンカで困っている人がこのwikiを見たらどう思うでしょうか。
「わかってるよ!ジャンカ出ちゃったんだよ!どうしたらいいんだよ!」
という声が聞こえてくるようです。あっ、聞こえました。
コンクリート ジャンカ で画像検索すると痛ましいです。
そこでコンクリート打ち放し補修でジャンカを直すというわけです。
向かって左角、向かって右の開口左側に出てしまったジャンカ。コンクリートにジャンカがでてしまったじゃんか!面白い!いや面白くないですねジャンカが出たら。
同じ現場の写真とは思えないじゃんか!面白い!
出てしまうことは出てしまったもの。そのジャンカが構造にとって問題がないかを判断し、しっかりコンクリート打ち放し補修をすることが重要です。
担当は小松まで!
08035255405