長岡生コンクリート
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2021/07/26

「生コンポータル(長岡生コンクリート)が貢献できる領域について」(週刊生コン 2021/07/26)

「生コンポータル(長岡生コンクリート)が貢献できる領域について」(週刊生コン 2021/07/26)

1週間単位で日々の考察のOutPut(ブログ)を振り返る習慣、「週刊生コン」はごくごく個人的だがとても価値のある示唆を自分自身に与えてくれる。僕は生コン、建設に身を寄せて20年以上どんなことを感じ、何に課題を立て、どのようなアクションを起こし、その蓄積は一体どんな分野で最もその独自の貢献を果たすことができるのか。



0.5m3に魂を燃やせ

⚫︎先週の記事1: 「土間コン周辺あらゆる困ったの解消が生コンポータルの事業領域です」all round・バルチップ

「うちは、個人がえりゃあから」

この言葉はもう引退して久しい、僕がまだ入職仕立ての頃に長岡生コンクリートの営業部長をなさっていた田中和夫さんの口癖。

伊豆地方の方言バリバリだしわからないと思うので注釈を入れる。

「当社長岡生コンクリートの顧客の大半は個人事業主・小口客が多い」という意味。

えらい、は、程度が大きい多いことを意味している。

だから、顧客である個人事業主のニーズに敵うフットワーク、迅速さ、柔軟さを大切にしなければならない。

耳タコで口酸っぱくおっしゃっておられた。

その伝統は、「0.5m3に魂を燃やせ!」と言う未だにオフィスの壁に掲示されているモットーに表現されている。

とにかく叩き込まれた。

「どんなに小さな現場でも、たとえ一見さんであったとしても、その小ロットに心血を注ごう」

「10,000m3の現場でも、0.5m3の現場でも、そこに携わっている人の数はそれほど変わらない。ならば、0.5m3の現場の人を感動させる方が効率的だ。きっとその人はその感動を覚えておいてくれて、次の現場でも当社を指名してくれるはずだ」

とにかく、現場調査を大切にしている。

現在その役割はえりこさんに引き継がれ、彼女の持ち前の奉仕の姿勢は多くのお客様のハートを鷲掴みしている。

それを、50年以上、そして僕個人で考えれば20年以上、続けている。

「0.5m3に魂を燃やせ」

凡事徹底引き続き大切な信条として完徹していくつもりだ。

そして、気づいたのだった。

形は変わり、プロダクトやサービスは多様ではあるのだけれど、結局当社や僕が最も貢献できる領域。

それが、0.5m3(小ロット)の分野だということに。

たとえば、エクステリアのような現場では土間コンのような。

とにかく小さくて手間がかかりがちな領域。

そこに、当社の強みが最大限活かされるという事実に。



⚫︎先週の記事2: 【青森】「《防草シート》《砕石敷き》に代わる犬走・サービスヤード舗装の新しい常識」石岡ブロック・昭和石材興業

たとえば「犬走」とか「サービスヤード」なんて領域はその最たるもの。

狭いところで、施工そのものが困難。

水はけ、排水勾配、設備などの設置も難しい。

防草シートや砕石敷きがテッパンとはいえ、雑草が生えてきたり砂利が散らかったり何かと不便も多い。

そんな場所に当社では16年の歴史あるドライテック(ポーラスコンクリート舗装)が採用される。

当社の生コン以外の事業はこれまで手当たり次第面白そうなものをあれこれと取り組んできたが、今にして思う。

結局残るのは、「0.5m3の領域に役に立つプロダクト」ということなのだった。

紆余曲折、あれこれ試してはきたけれど、自分自身には嘘がつけないのだと思う。

「0.5m3に魂を燃やせ」を貫き、日々の業務の中でいろんな出来事が起き、その都度感じ、考察し、課題を立て、アクションを起こし続けてきたその経験の元生み出されるプロダクトやサービスは結局詰まるところ、0.5m3の領域、小ロット、小口の現場で最も価値を発揮する。



⚫︎先週の記事3: 「やったぜ!《ECON NEO》の出荷が決まりました!」残コンリサイクルコンクリート

こちらもそうだ。

JISなど規格など障壁があるとは言え、やっぱり最も貢献できるのは、小口であるのが当社の残コンリサイクル生コンECON NEO。

そもそも、Re-con ZEROシリーズのメーカーMAPEIとのご縁もそんな「0.5m3の現場」「一見客」だった。

ある日の夕方、名前を聞いたこともない取引のない施工業者から突然生コンの注文が入った。

いわゆる当日注文と言って、しかも夕方ってのは生コン工場にとってはなかなかハードルの高い。

当社小松職員がまだ駆け出しの頃に僕に電話してきた。

「もう、プラントも洗っちゃったんですけど、注文がありました・・・」

そして、自分自身で気づいたのだろう。

「やらない理由はありませんね。0.5m3に魂を燃やせ」

徹頭徹尾この文化は組織のあらゆる局面に宿っている。

そして、その現場には無事生コンが届けられた。

後から聞けば近隣の生コン工場に手当たり次第電話をかけたらしいが、全てに断られたという。

唯一当社長岡生コンクリートだけが嫌な顔をせず生コンを届けた。

しかも、生コンの運転手さんは現場でネコ押し(一輪車による生コンの子運搬)を手伝ったという。

さらに翌日当時の営業野田さんが現場を訪ねてジュースの差し入れをしたそうだ。

この出来事にその建設会社の社長さんは痛く感動した。

そして、その方の人脈の果てに多国籍企業MAPEI(本拠地ミラノ)との出会いがあった。

結局MAPEIとの協同も0.5m3の領域で価値を発揮している。

担当のフェラーリさんは今日その現場に赴いているはずだ。



0.5m3に魂を燃やせ。

先週1週間を振り返ってもこの当社のモットーはあらゆる部分に宿っている。

「リスクではなくチャンスにフォーカスする」

至言だと思う。

幸か不幸か、当社長岡生コンクリート(生コンポータル)の最大の強みは、「0.5m3に魂を燃やせ」に表現されている。

つまり、ここに全集中。

逆に、それ以外は、すべて捨てる。

僕はそんな示唆として受け止めている。

この大切な示唆は組織の仲間達ともぜひ共有したい目には見えないけれどとっても大切な価値だ。

時間をとって静かに来し方を振り返る大切な習慣としてブログが機能している。

僕はこの習慣をここ6年毎日3本、3時間くらいの時間をかけて続けている。

自己啓発や運動など他のルーティーンを加えると1日7時間仕事以外に時間を割いている。

プロダクトもサービスも、仕事と言われる全てのアクティビティも、実は最も大切なのはその根っこ。

理念。

どのように世界を眺めているか。

つまり、目に見える外部の出来事ではなく自分自身の内側の目には見えない精神領域が最も大切なんだと思う。

その意味で、当社と僕自身が心根から大切にしている、「0.5m3に魂を燃やせ」は永遠に探求しても飽きない価値観なのだと思う。

ドライテックもバルチップ(PP繊維補強コンクリート)も、再生生コンも、土間コンリフォームも、その他あらゆる全てのプロダクトやサービスはそんな精神や理念が具体的な像を結んだ表現・形に過ぎない。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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