2019/04/05
GNNは解散します。業界の位置付けそのものが糞食らえ。消そうと思っても生コン屋さんの交流はつづく

組織は手段であり、GNN(元気な生コンネットワーク)は文字通り元気な生コン工場のネットワークだった。「会長を選任しよう、執行部で運営しよう」既存枠組みの議論が持ち出されるそこにはもはや毛ほどの価値もない。というわけで、解散!
GNNは解散します。元気で前向きな生コン屋さんのネットワークは消そうと思っても消えないけど
組織はいつしか目的化する。
第26回技術勉強会(岡山)で終止符を打つこととなった。
組織が目的になったらおしまい。
このところ感じていたことだった。
GNNという主語。
「GNNは〜〜であるべき」
「GNNにとって〜〜だ」
会長を選任して、執行部で運営する。
そんな議論が持ち出されるようになったらおしまいだ。
GNN:元気な 生コン ネットワーク
名が示す通りネットワークだ。
元気な生コン屋さんが交流する場として2011年4月に始まった。
そのうちもはや生コン屋さんじゃない人たちがやいのやいのいいはじめる。
妬みや悪口がささやかれる。
縄張り意識が醸成される。
隠す、欺く、陰口が徐々にはびこる。
目的化した組織にはありがちなことだが、GNNにもそんなどこにでもあるつまらない「組織の目的化」が始まったようだ。
そんなもんは元気で前向きで純な生コン工場にとって百害あって一利なし。
というわけで、発起人のこの僕宮本充也がここに解散を宣言する。
生コン屋さんは生コンをせっせと作ることに専念すべきだ。
GNN解散!
業界の位置付けそのものが糞食らえ
会そのものが目的化したGNNはこれで解散することとなる。
ただし、生コンに寄せられる市場のニーズに対しては自己組織化された本来の元気で前向きな生コン工場の有機的ネットワークが機能していくはずだ。
必要に応じて形が生まれる。
本来の形にようやく到着することになる。
なんだかんだと、26回を数えた勉強会。
2011年4月からだから、8年を数えたGNN。
解散というと少ししんみりする向きもあるが、ある意味本来の形になるのだと思う。
原点回帰。
誰のため?
GNNは手段であるはずだった。
元気な生コン工場が互いに交流をし、いいところを率先して導入し、もっと元気になる。
そこに集う個が主体性を持ってことにあたる。
そのことに、名前は要らない。
勝手にやればいい。
もって、市場と顧客の役に立てばそれでいい。
会長やリーダーや執行部なんか要らない。
というわけで、長くなったがGNNという主語はここで消えることになる。
より目的に特化した本来のネットワークが強化される。
組織そのものが目的になるとろくなことがない。
誰かの悪口や縄張り意識が醸成される。
ある人に言わせれば、「それでも機会を提供してくれた」と評価するむきもある。
たしかにその通りかもしれない。
ただ、ITと企業間連携にもはや名前は要らない。
つまらない主語を必要としない。
これからも、元気で前向きなネットワークが活性化しもって産業を明るくしていくことには変わらない。
僕たちはあくまで社会に貢献するための手段だ。
生コン工場は生コンでいいことを作り続けることに専念していればいい。
生コンでいいこと。
宮本充也