長岡生コンクリート
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2022/07/28

【ICC】生コンクリート製造体制は本年8月1日より一新されます(有限会社 長岡生コンクリート)

【ICC】生コンクリート製造体制は本年8月1日より一新されます(有限会社 長岡生コンクリート)

長年の共同操業企業との協議の末この8月1日から当社らの生コンクリート製造・販売体制は一新する。伊豆中央コンクリート(ICC)LLP(有限責任組合)に製造・販売の一切は移管され、当社らに関しては地元小口顧客らへ ICCからの仕入れ販売のみとなる。新しい「生コン」「協同」のあり方を模索する旅は続く。



8月1日ICCローンチ

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静岡県東部においてはICCが生コンクリート製造・販売の対応をします

これまでの長岡・さくら工場体制は刷新される。

これまでは長岡生コンクリートがさくら生コンに対して「原材料コスト+1000円」という取り決めで販売するスタイルでしかなかった。

いわば、「さくらは長岡にとってのお客さん」といった幾分他人行儀な関係性。

関係性としてはとてもジョイント・ベンチャーとは言えなかったかもしれない。

他人行儀が一つの事業所の中に同居すると何が起きるか?

縦割り・階層。

事業所の中に、「俺は長岡、あいつはさくら」といった意識的な壁が生まれる。

そのことで最適化が行われず非合理が随所に立ち現れそこにいる人たちは分断に疲弊していった。

現行の在り方は故・橋本政昭前副会長と僕との取り決めであり、18年にわたって尊重されてきた。

そして、僕たちは刷新する、前進することを選んだ。

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⚫︎参考記事:「宮本君。生コンだけやってたら頭バカになるぞ」橋本政昭

弔辞の締めくくりに僕は橋本さんに以下のように宣言した。


橋本さん。

橋本さんが作った長岡さくら工場は17年目。

今、勝也さんと一緒に、次のステージに飛躍しようとしています。

橋本さんの背中に追いつくだけじゃなく、追い越せるような。

橋本さんのように、僕たちも大きな事業を達成できるようにがんばります


そこに、長岡もさくらもない、統合された生コン製造・販売組織としての伊豆中央コンクリートLLPが静岡県東部地区において生コン製造・販売の一切を受け持つという新しいスタイル。

償却資産・地代家賃・人件費を生コン生産量で割り算

仕組みは単純で、有限会社 長岡生コンクリートが所有する土地・償却資産(プラントや事務所その他)を貸与する。

月額xxx万円というスタイルだ。

また、車両や設備なども全てLLPが取りまとめ、かかる人件費もLLPが負担する。

長岡もさくらもいずれも8月1日からICCから生コンクリートの仕入にシフトする。

その時の購入単価が(償却資産+地代家賃+人件費) ÷ 生コン製造・出荷量 = 生コン原価(スタート時点では17000円/m3、全スライド同一)でさくら・長岡に請求。

LLPでは利益を産まないスタイルだ。

現時点で長岡の平均売価は18500円程度ということだから、1500円 × 取り扱い数量 が長岡生コンクリートの生コン取り扱いに関わる利益ということになる。

つまり、仕入れ販売という商社活動に有限会社 長岡生コンクリートは静岡県東部地域において業態転換を果たすことになる。

今後ICCと長岡・さくらがやることは明確

ここまで単純化してしまえば長岡・さくらのICCに対する期待値は単純となる。

有体にいえば「17000円をもっと安くして」と長岡もさくらもICCに対して圧をかけるだけ。

商売の原則だが、安く作って高く売る、努力を怠らない。

長岡・さくら工場時代には壁と階層で情報の伝達もシンプルではなかった。

さくら(の親会社)の意向と長岡生コンクリートの意向が壁と階層でシームレスに浸透しないことで事態が混迷をきたしたこともあった。

一方、協同するための箱 ICCが設立してしまいさえば、「安くして」とシンプルに要求できる。

「安くして」のためには長岡もさくらも頑張って取り扱い数量を増やす、つまりICCにおける生コン製造・出荷量を増やす努力をすること。

また、現在の ICCの経営のあり方を長岡・さくら入ってみれば株主であるから、月次で経営を厳しくチェックする。

ICCとはつまり、さくら・長岡を顧客とし、且つ、株主とした風通しのいい「器」とすることができる。

やることが明確になったICCは更なる飛躍を望んでいる。

ICCの仲間を増やしたい

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(引用:https://www.tobu-nama.com/map/map-01.html

ICC(地図上では長岡生コンクリートの位置)に製造設備を構えている。

近隣を見渡すに、東宏生コン・三島生コン・古藤田生コン・修善寺生コンといった名前が見渡せる。

どのようなスタイルの協同が模索できるかはこれからのチャレンジになると思うが、ICCの株主・顧客をこれから広げていきたいというのが関係者の願いだ。

なぜって、(償却資産+地代家賃+人件費) ÷ 生コン製造・出荷量 = 生コン原価という非常にシンプルな収益構造が組まれているため、単純に言えば株主・顧客が増えれば生コン製造・出荷量が増える、相対的に生コン原価が下がる(合理化)ことを意味しているから。

それはそのまま株主・顧客へ還元されることになる。

また、株主が増えればそれだけ多くの知恵でICCの操業が監視・サポートされることになる。

最適化が進みやすい。

ちなみに僕は組合では(ていうか全体的に?)嫌われ者のようだから渉外活動には一切関与しないようにする。

長岡生コンクリートはICCにおける単なる顧客・株主であって生コン組合におけるプレイヤーでは既になくなってしまったのだ。

「この船に一緒に乗ってもいいかな」って少しでも思ってくれる生コン製造法人が現れればそれは全ての関係者にとって幸運となると信じている。

そんなふうに思ってもらえるよう、僕たち関係者一同はこの器 ICCをより魅力のあるものにしていく必要がある。

工業組合・協同組合を脱退します

ちょっと小難しい話が続いたのでもう誰も読んでないかもしれないが、やっぱりあり方とかが刷新されると万感の想いが去来するんですね。

僕もやっぱり人の子でした。

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さて、ここで僕たちは、生コン製造法人ではなくなるため、法人としては工業組合、ゆくゆくは生コン組合をも脱退することとなる。

ICCがあくまで所属する製造法人だ。

僕たちは単なる株主であり且つ顧客でしかない。

単なる書類だけの話だけど、少しじ〜んとくるものがある。

ほんの少しだけだけど。

まさやさんもおっしゃっておられるように、「寂しいけどこれも時代の流れ、絶対にもっといい会社にしましょう!」ってことだ。

まさやさんたちのさくらも、そして僕たちの長岡も。

互いが良くなる、互いが育む、そんな器としての ICCがいよいよ来週から船出を迎える。


みなさん、見守ってください、とか言いません。

今後ともよろしくお願いします、とかも考えておりません。

さくらも長岡も、そしてこの度生まれたICCも。

あくまで僕たちは成果を上げ続けなければ市場に存在することを許されない法人組織。

だから、役に立ちます。

役に立つってことはつまり、市場と顧客に評価され、製造する生コンや付随するプロダクトが売れるようにします。

そのことで引き続き伊豆地方のインフラ資材を提供し続ける使命を果たします。

どうぞ、その活躍をご覧ください。

もちろん、僕たちの顧客やステークホルダーの皆さんにもご覧いただきたいけど、僕はやっぱり天国できっと見守ってくれている(あるいは全く無関心だったりするかもしれないけど笑)故・橋本政昭さんに捧げたいと思います。

関心持ってもらえる程度に頑張ります笑。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:危険物乙4類/採石業務管理者