長岡生コンクリート
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2021/09/14

「生コンクリートはインターネット(モノタロウ)で 今日 発売です」

「生コンクリートはインターネット(モノタロウ)で 今日 発売です」

事業者向け通販最大手のモノタロウからいよいよゴリゴリ建設業者向けプロダクト「生コンクリート」の販売が始まった。先輩諸氏から「生コンクリートにインターネットは関係ねえ」とまで言われたプロダクトがいよいよECから売り出される意味とは。
(トップ画像はhttps://store.line.me/stickershop/product/1144953/jaから引用)



腐った流通(鬼)を退治する

https://www.monotaro.com/g/05142692/?t.q=71169569

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形になると、感動する。

「生コンクリート」がECの画面に表示されちゃっている。

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不定形で流動的な生コンクリートがECで取り扱われちゃっている。

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なんと、kg/21円(ホームセンターの乾燥生コンに比べれば破格)の単価で2,350kg(1m3)単位で買えるようになっている。

その後は0.5m3刻みで買えるようになっている。

3.5m3上限で買えるようになっている。



ドライテックが拓いた「自前の流通」が届けるEC生コンクリート

生コンポータルのキラーコンテンツ「ドライテック」の供給に協力する生コン工場は現在(2021/09/14)全国に725工場。

全国3200工場と言われているから、20%を達成している。

つまり、「日本中どこでも生コンクリートを届ける流通インフラが完成している」ということを意味する。

電気、水道、生コンだ。


一方、旧来の産業構造は縦割り・階層(ピラミッド)を前提としており、生コンクリートを全域に一物一価(いちぶついっか)で届けられるようにはなっていない。

それぞれの地域でカルテル(協働販売)が敷かれており、それぞれの地域で全く異なる生コン価格が存在する。

また、1時間半以内に荷下ろし(JIS A 5308)という鉄のルールに縛られている生コン工場はその囲いの外に容易に出ることはできない。

これが、「生コンクリートにインターネットは関係ねえ」と言われた根拠だ。



「生コンクリートはインターネット(モノタロウ)で 今日 発売です」

記念すべき今日(2021/09/14)という日を迎え、来し方を少し振り返りたいと思う。

「生コンクリートにインターネットは関係ねえ」が10年前だったとして、当社生コンポータルとしてはその6年前から透水性コンクリートの全国販売事業を始めていた。

当時はお行儀よく、いわゆる「営業」を「役所(発注機関)」「建設コンサル」「設計事務所」「ゼネコン」「工務店」「ハウスメーカー」「道路会社」「造園業」「エクステリア」にわざわざ訪問して行っていた。

カタログを20セットとか30セット社用車に乗せて、大都市をドライブしながら看板を見つけたら飛び込み営業に明け暮れる毎日だった。

たまさか、「面白いね、買ってあげる」となった現場は当然、長岡生コンクリート(静岡県伊豆の国市)の1時間半以内のエリアには生まれない。

淡路島とか、結構、痺れた。

青森なんてのもあったし、なんなら東京の浜松町まで20m3運んだなんて経験もした。

(そういえば、大阪までから練りで運んだこともある。若かった)

若いからできた向こうみずなその営業活動が上記で紹介したマップを徐々に形成していった。


途中、元気な生コンネットワークという構想を想起し、数社(桜ヶ丘生コン、レミックマルハチ、佐倉エスオーシー、三和建業、寝屋川コンクリート、白浜生コンなど)らとGNN立ち上げを行なった。

とにかく、「地域」「枠組み」が生コンの一般化、普及を妨げているのなら、それを打ち破るにはこれまでにないプラットフォームが必要と考えたからだ。

あくまで、後付けもある、結果論だけど。

当時は、本当に10工場もないような、いわゆる黎明期ってやつだ。

苦しかったけど、振り返れば楽しかったと言える。

向こう側に何があるか全く予想がつかない中を全力で走るのは快感だった。

6〜7年経過した頃、GNNも回を重ねるごとに動員数も増え、300名を動員したこともあるくらい注目されるようになっていく。

記憶が定かではないが、ピーク時は100工場くらい参画していたのではないか。

僕の中でGNNは完全に「ネットワーク」だったため、組織とは考えていなかったが、「大人」の数名はGNNを僕とは違った目線で眺めているようだった。

「組織化しよう。会長を選任しよう。執行部で運営しよう」

そんな根回しが僕の知らないところで行われていた。

知らぬ間に創業者である僕の外堀が埋められていたようだった。

そのことが発覚した翌日、宿泊先の浜松町のホテルの周辺をランニングしながら「解散宣言」のブログの構想を練った。

⚫︎参考記事: GNNは解散します。業界の位置付けそのものが糞食らえ。消そうと思っても生コン屋さんの交流はつづく

⚫︎参考記事: 「会いたい人に会う。やりたいことをやる。自分で責任を取る」IT時代の有機的・目的志向型ネットワーク


生コン界隈ではいろんな憶測を読んだようだったが、台風の目である僕の周囲は無風だった。

みんな、バカに見えた。

集まること自体が目的化し、規定の予定調和でお行儀の良い会を開催して、協力業社(プラントメーカーとか混和剤屋さんとか)に動員をかけて(パワハラに見える)、とりあえず形ばかりは整っている中身のないイベントは懲り懲りだった。

僕の中で最高に楽しかったGNNは岡山で白石建設が主催して開かれた「鬼退治」だった。

記憶にないほど武南さんとハイボールを飲みまくった。

そして、そのあと、僕たちは退治されちゃったみたいけど笑。


その後にモノタロウ、そしてエクスショップと続々とEC大手との「ドライテック」をベースとした協業が始まる。

3年くらい前の話だ。

僕の勝手なGNN解散宣言と時を同じくしていたと思う。

「捨てる神あれば拾う神あり」とはこの事かもしれない。

結果論だが、僕たちはGNNというしがらみを捨て飛び立ったのだと思う。

ここ3年のドライテックの成長は目を見張るものがある。

当時100をようやっと数えていた生コン工場の供給体制も、「出口」いわゆる、「ニーズ」が急速に広がったため、1ヶ月に数十工場という単位で増加していった。

現在725工場は全体の20%を突破しているし、数年以内に目標値1,000を数えるのも間違い無いだろう。

ここで、いよいよ、本丸「生コンクリート」を一物一価で全国に届ける準備が整ったのだ。



いわゆるホームセンターで買い求める生コン(乾燥生コン)の価格帯からすれば破格の21円/kg

めっちゃ安い。

でも、僕たち生コン工場からすれば、21円/kgは50,000円/m3めっちゃ高い。

この縦割り産業構造の土手っ腹に風穴を開けるような発想こそがインターネットのこの時代に求められているのかもしれない。

僕たち生コンポータルは何もドライテック屋さんでもなければ残コンソリューション屋さんでもない。

しがらみに満ちていたGNNの頃は、「結局ミツヤが自分とこの商材を売りたいだけ」なんて揶揄されてたようだけど。

でも、当時も今も、僕は「生コンが売りたいだけ」だ。

ドライテックも残コンソリューションも目的ではなく手段でしかない。

新しい、「自前の流通」を開くための手段でしかなかったのだ。

多くの人たちには理解してもらえなかったけどね。


さあ、ここから50,000円の生コン、40,000円の生コン(ドライテック)、20,000円の生コン(オワコン)の全国販売が一気に加速する。

「あとだしじゃんけんワークス」が日本中の辺境で取り交わされている見積書をかき集める事だろう。

その見積書に対して、あとだしじゃんけんで生コンをはじめ、ドライテックオワコンの価格が提示される。

土間コンがひっくり返る、防草シート+砕石敷きがひっくり返る、固まる砂が、インターロッキングが、樹脂舗装が、人工芝が、面白いようにひっくり返る。

生コンドライテックオワコンでリプレイスされていく。

世界の景色はより美しくアップデートされていく。

そんな世界への第一歩として、「生コンクリートはインターネット(モノタロウ)で 今日 発売です」今日という日を祝したい。

全ての生コンラストワンマイルとこの喜びを分かち合いたい。

「生コンクリートにインターネットは関係ある」

堂々とここに宣言しておこう。

そして、潜在性は信じられないほど、でかい。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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