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2017/01/04

「新年タオル配りという謎の習慣」 打ちっ放し・営業・色合わせ

「新年タオル配りという謎の習慣」 打ちっ放し・営業・色合わせ

僕は建設業しかしらないからわからないけど、

「新年あいさつ回り」

という不思議な習慣がある。

「年賀」

と印字された熨斗(のし)が巻かれたタオルを一斉に撒いて回る習慣。

地域によってそれぞれ違うみたいなので断じることはできないけど、

関東や東海では概ねこの風習はあるようだ。

仕事はじめにタオルを持っていい大人が巡回する

冷静に考えると奇天烈な習慣だけど、

何年何十年にもわたって続いているのだからきっと意味があるのだろう。


4日、16回目の年始あいさつ回りをして帰ってきた。

今年度はタオルの予算を別にまわしちゃったので手ぶらで回ったが、

(楽しみいしてた方が万が一いらしたらごめんなさい)

「はじまったぜ、新年」

というさわやかな気持ちに満たされ、いいものである。

普段見慣れた街並み、お客様の顔。

「あけましておめでとうございます」

なんて、格式ばって敬礼したりする。

たまにはこうしたこともよい。

それにしても、混んでいる新春の街並み。


なぜだろう、ただ単に日付が1日変わっただけ。

仮に火星に人が住んでいたとして彼らの使っている暦で考えれば、

単なる刻まれた時

ってだけなのに、

人はそれ以上の意味を、年末と年始のはざまに見出す。

改まったかんじ。

なんだか、去年までの有象無象はとりあえず忘れちゃおうぜ!みたいな、

やけに改まった感じは嫌いじゃない。


16年も生コンやってて同じこと(年始あいさつ)をやってると、

道行く街の風景はいろいろな思い出に染まっている。


「あの建物の生コン配達ではめちゃめちゃ叱られたな」

「ここに収めた透水性コンクリートは忘れられないな」

「あの業者さん、今はなにしてんだろ?」

「この建物がそういえば色合わせ補修を事業として始めたきっかけだったな」


意味があるのかないのかわからないタオル配り(挨拶回り)

「いやっほ~ぃ、タオルもらえちゃったぜ!!!」

少なくとも僕はそう思ったことはない。

きっと配った先のお客様だって、タオルをもらって喜んだことは一度もないだろう。

けれども続くタオルを携えた新年挨拶回り。

関西の人からすれば、

「なんでタオルくばっとん?」

らしいが、僕たちもなんとなく配っているタオル。


けれど、毎年飽きもせずくるくるくるくるお客様を回る。

生コン沢山買っていただけるお客様、

去年全く買っていただけなかったお客様、

そんなことは関係なく、

ただひたすら顧客リスト(巡回リスト)先を車でくるくる回り倒す。

意味のあることばかりだったら疲れちゃうから、

年始の仕事はこのくらいがちょうどいいのかもしれない。

目当ての方に会えなくてデスクに名刺を置く。

(デスクに名刺を置くってのもあまり意味がよく分からない)

「謹賀新年」

なんてハンコのついた名刺をぺたぺたとお客様の事務所で置く。

「いぇえええ~~~い!宮本の名刺が置いてあるぜ♪新年早々縁起がいいぜっ!」

と喜んでいるお客様がいるとは思えない。

しかし、なぜか、おかれる名刺。

きっと日本にしかない習慣。

挨拶回り。

「ご挨拶に参りました。お名刺を置かせてください」

紙の無駄じゃん。

そんなことを考えちゃいけない。


効果や成果ばかり考えたら、建設業がならわしている習慣ほど、

「無駄っぽい」

ていうか、無駄。

ってものはないだろう。

変化の激しいIT業界から見たら、

「なにやってんの?働けよ」

という突込みが飛んできそうだ。

いつの間にか続けてしまった16年目の生コン(建設資材)製造販売業。

染まったのか、達観したのか。

今では、楽しみながらやっている。


年始あいさつ回りで感じることは、

こんな意味のあるんだかないんだかわからないことを、

大真面目にやっている業界ってのはきっと、

人とのつながり

そのものに意味を見出しているんだなと、

防災の観点を引っ張り出しせば、

百歩譲って分析できることと。

10年以上前にお届けした打ちっ放しコンクリートが、

今なおやけにきれいな当時のままの状態で、

その場に屹立している様子をみて、

「まだ、きれいじゃん♪」

parkside.jpg

(10年前に納めたコンクリート打ちっ放し保護剤の現場)


って、ちょっぴりうれしいこととか。

それ以外に携わった数多くの建築が、

きっとどこかの街並みで、

10年たった今でもきれいにその街並みを染めている様子に思いをはせたり。

建設業の一介の営業マンとして、

他のいろんな製品のセールスマンと同じく、

新年の1日が始まったことにやけに感動してしまっている。


宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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