2021/08/24
【千葉】「水はけが問題になる《犬走》《ポーチ》例え0.5m3(4m2)のような小口でもドライテック」小林建材

千葉県鎌ケ谷市。犬走とポーチ。犬走は道路より低い為水勾配(水はけ対策)が設定できずドライテック採用。ポーチは囲われている為水の抜けるところがないのでドライテック。。施工後間もなく土砂降りに見舞われながらも施工は無事終了。
製造:小林建材(担当:小林繁正)、施工:丸広工業(17m2、100mm厚、4名、1時間、タイムラプスあり)
犬走とポーチの水はけ
施工Before。
犬走。
道路より低く排水設備に向けて勾配(傾斜)を設定できないため、なしの一択。
施工Before2。
ポーチ。
見ての通りぐるり周囲を構造物で囲まれていて水の逃げ場がないため、ドライテック一択。
特に家周りは水はけ、水勾配に悩むケースがあり、「舗装しない」という選択肢もないではないが、いかに防草シートを設置したとしてもせいぜい5年が限界か。
その後は樹脂が破損してあいつ(雑草)がバンバン繁茂してくる。
現在生コンポータルではドライテックの他にも「雑草対策」「防草」に目的を特化した簡易透水舗装「オワコン」の開発にも取り組んでいる。
⚫︎参考記事: 《雑草革命》「防草ポーラスコンクリート《オワコン》開発プロジェクトローンチ」陽光物産
とにかく、「水はけ」に困る家周りの舗装にはこれまで抜本的な解決方法がなかった。
土間コン一択だったこの分野にいよいよ光が刺している。
それでは施工開始。
狭い場所だからプレートが持ち込めない。
室外機の下とか隅っことかは丹念にプラゴテで均して上げて叩いて仕上げる。
それ以外のところはタンパ(黄色い道具)で入念に締め固める。
施工開始後間もなく土砂降りに見舞われるが、シートで覆う程度で養生・対策できちゃう。
これもドライテックの特徴。
土間コンでは土砂降りに対して太刀打ちできない。
施工After。
17m2の犬走り・ポーチはで4名で土砂降りに見舞われながらもなんとか1時間で完成。
ちなみにこちらは既設の犬走ドマコン。
見事ばっちり水溜りになっている様子を鬼の首をとったかのように報告をしてくれた施工指導員まさつぐ。
そう。
土間コンでは水たまりは覚悟しなくちゃならないのだ。
ほんの少しの土間コンだって「生コンのように」0.5m3から届くドライテック
ドライテックの強みは全国製造700弱、施工2000強の製造・施工ネットワークに支えられていること。
消費者は直接地元の施工店に連絡することができる。
遠慮もいらないし、仲介手数料だって発生しない。
特定の地域の特定の企業のサービス・プロダクトではない。
対応力に限界はない。
無限の対応力。
しかも、「たとえ0.5m3(4m2)のような小口でも」生コンクリートがそうであるように、地元の施工業者の手によりドライテックは施工されることができる。
今回のようにごくごく小規模な案件だって、駐車場のようにそこそこまとまった数量だって、あるいは数千、数万m2のような規模にだって。
水道、送電網のように全国張り巡らされている製造・施工網がその供給を支えている。
16年かけて蓄積してきた生コン現場ラストワンマイルの共感がドライテックの強みだ。
今日も、そんな共感の先にドライテックはどこかで施工されている。
もはや、土間コンのようだ、と言っても過言じゃない。
いよいよ僕たちの取り組みは一般消費者にもインターネットを通じて届くようになった。
そんな一般の人々からのニーズに答えられるのも唯一ドライテックだと思う。
これまでの産業構造に阿ることなく自前の流通、ラストワンマイル、言ってみればこちらも一般のどこにでもいる人たち、中小企業たちが創発的に作り上げた製造・施工網なのだ。
簡単には破れない。
誰かが破ってやろうなんて思ってもボス・指揮者がいないから叩けない、どうにもならない笑。
僕たち現場ラストワンマイルはその地域でそれぞれが信条を大切にしながらものづくりに励んでいます。
いつの間にか、創発的に、ネットワークになりました。
この思いが一人でも多くの消費者の共感を得て「地球に蓋しない」プロダクトが広がることを願っています。
宮本充也