2020/10/02
「《トップ100》決定!次は《グランプリ》だ!!」「がんばれ、グッドデザイン賞。」ドライテック

透水性コンクリートを共に歩んで来たパートナー企業フッコーによりグッドデザイン賞に応募したドライテック 。さすがは伝統あるGD賞、なんとか《トップ100》にドライテックを選び、首の皮一枚残すことができた。さあ、次は難関グランプリにきちんとドライテックを選ぶことができるだろうか。今度の相手は一筋縄ではいかないフッコー杉山副社長のプレゼンだ。GD賞はきちんと価値を見極められるか?
⚫︎参考記事: 「グッドデザイン賞に挑戦するドライテック」フッコー・長岡生コンクリート
ドライテックをトップ100に選ぶことができたGD賞。お次はグランプリだ
https://www.g-mark.org/activity/2020/best100.html
ドライテックの価値をきちんと《トップ100》に見出すことができたGD賞。
実に意外だった。
大手企業の製品開発の太鼓持ちアワードくらいに思っていたが、伝統あるGD賞の意地を見せつけた形だ。
なんとかドライテックの価値に気づけて、それはそれでなかなかやるじゃんと言わざるを得ない。
今回はドライテックのキーバインダー(結合材)製造元のフッコーによりエントリされたGD賞だが、実務は渡辺理さんが取り仕切る形になった。
なんと彼は元帝国データバンク出身。
こうした企業アワードなど申請書類関係の「てにをは」をよくご存知の才能。
なかなか伝わりづらい透水性コンクリート《ドライテック》の価値を見事に書類に落とし込み、仮に目が節穴な審査員だったとしても「落とせない」プレゼン資料を完成させた。
今回の《トップ100》入りは実に彼の功績と言っていい。
理ちゃん、お疲れ様でした。
ざっとトップ100入選商品を眺めていると、あるではないか友人のプロダクトが。
(https://www.g-mark.org/award/describe/50403)。
出展企業のGrooveX林要社長は未来経営塾で共に経営を学んだ同志。
なんと彼の会社はIPO前に100億円の資金調達をしたことでも話題になっていた。
実際に発売された製品は一部後輪が外れたり充電してもちょっとしか動かなかったりなど何かと苦労も多いようだが、さすがはトップ100に入選。
(https://www.g-mark.org/award/describe/50148)。
そして、これ。
石灰から紙を作る技術でこちらも数十億円の資金調達で話題になったLIMEX。
何度か接触したこともある企業だが、やっぱりお見事トップ100に入選している。
大企業あるいは大企業が資本参画するスタートアップくさいのがGD賞。
ドライテックをトップ100に選べるだけの器があるからまだまだ捨てたものではないことがわかった。
ただ、入選した製品をざっと眺め回してみても、そのいずれもが、
「すでに市場で話題になっている」
「資本背景がしっかりしている」
お里がちゃんとしているいい子ちゃんたちばかりだということがわかるはずだ。
ガチのわけのわからない中小零細企業が見出されていないように思う。
大企業製品の太鼓持ちアワード。
そう思われても仕方ない節がある。
ただし、チャンスはある。
グランプリや特別賞を決める次のプレゼン会。
もしドライテックをグランプリに選ぶことができたら。
その時は、文句無しでGD賞は本物だ。
審査員諸君の評価の目は曇っちゃいない。
あれこれ邪推してしまったことを正式に詫びたいと思う。
だが、次の相手は手強いぞ、GD賞。
心してかかれ。
一次審査(トップ100)まではその手の書類作成に慣れた理ちゃんのプレゼン資料だった。
わかりやすくドライテックの価値が表現されていた。
ただ、次は、杉山副社長のご登壇だ。
さあ、審査員諸君は彼のプレゼンから何なにがしかの本質を捉えることができるだろうか。
相当の難関だ。
無理だと思うが、挑戦してくれたまえ。
もし仮にドライテックをグランプリに選考することができたら、推しも押されぬ素晴らしいアワードとして後世にGD賞はその威光を残すことができよう。
「《トップ100》決定!次は《グランプリ》だ!!」
決戦の時は近い。
がんばれ、グッドデザイン賞。
宮本充也