2020/10/19
【石川】「物置をブロック無しで直置きできるのはかなりポイント高い」クオカード5,000円キャッシュバック #5

出ました第5段、一般の方からのSNS投稿で5,000円のクオカードキャッシュバックキャンペーンの応募は石川県金沢市から。こうして生々しいコメントを一般の方に共有してもらうことで、価値が適切に市場と顧客に届き、多くの人に喜びを届けることになる。「物置をブロックなしで直置きできるのはかなりポイント高い」。
なんで物置は《普通》直置きできないのか?
ドライテック施工完了。
物置をブロックなしで直置きできるのはかなりポイント高い。
簡潔な1行だが、これほど透水性コンクリートの性能をわかりやすく伝えている1行はない。
しかも、僕たち生コンポータル(主体者)がPRするのではない。
こうして建設関係者ではない一般の方が、「物置をブロックなしで直置き(ぢかおき)できるのはかなりポイント高い」と評価する。
どこぞの国交省やら大企業やらのアワードで金賞や入選を果たすのではない。
まさに、
「唯一絶対の評価者は市場と顧客」(柳井正)
「世間は正しい」(松下幸之助)
一般(市場と顧客)がその「評価」をSNSなどで共有していただくことが何よりも真実を適切に理解・評価してもらうための近道。
ところで、何で物置は直起きできないのか?
⚫︎参考記事: 【兵庫】「直置きしても錆びない。ブロックがないので入り口が上がらない。水勾配がないので真っ平ら」コンテナ下地
普通、土間コンや地面の上に物置は直置きできない。
まず、当たり前のことだが、舗装されていない場合、雨が降れば水が溜まりぬかるむ。
すると、物置は冠水する、沈む。
だから、舗装をする。
舗装して勾配と言って雨が降っても水はけを気にしなくてもいいようにする。
そうなれば、舗装は斜め。
だから、物置も斜め。
斜めな物置は困るから、今度は水平を取るためにブロックなどを噛ませる。
水対策のために、ブロックで嵩をあげるというのもある。
でなければ、物置の金属部分が錆びてしまうからだ。
ブロックなどで嵩上げして浮かせておかなくても透水性コンクリートはアンカーが効くためそのまま固定することができる。
水も路面に残らず空気の流通もあるので錆びにくい。
だから、「物置をブロックなしで直置きできる」ということになる。
⚫︎参考記事: 「組み立てよりも大切なことを知っておいて欲しい。基礎の土間コンクリートだ。」物置の【DIY】
完成したドライテックの上にペタッと直置きされた物置。
雨が降っても滞水しない。
だから、直置きOK。
「かなりポイント高い」
とリアルな評価をSNSで共有いただいた。
ありがとうございました!!!!
生コンポータルで普及に携わっている先端コンクリート《透水性コンクリート》。
BtoBに携わる僕たち生コン産業はともすると評価を自分で行ってしまいがち。
「〜〜大学の〜〜教授お墨付き」
とか、
「超一流ゼネコンの〜〜さんが絶賛」
とか、
「隈研吾も採用!」笑
「グッドデザイン賞ベスト100入選!」笑
でも、僕たち産業が本当に見つめなければならないのは、「市場と顧客」。
つまり、実際にお金を支払いその価値を求めるどこにでもいる一般の人たち。
その人たちに評価され求められてこそ、僕たち産業はこれからも存在を許されることになる。
当たり前のことが全く当たり前ではない。
70年産業生コンはこれからもっともっとBtoC、つまり一般の人たちに知ってもらう努力をするべきだ。
確かに実際にお金を払うのは施工者だったり建設会社だったりする。
だから、一般の人たちの顔は見えない。
だが、そこに甘んじていてはならない。
本来の市場と顧客は建設会社や商社や組合ではない。
彼らは市場と顧客に価値を届けるためのパートナーであり顧客ではない。
そのことを今日もしっかりと自覚し情報発信に努めていきたい。
宮本充也