2021/01/21
「ドキュンはドライテックをどのように見ているか」5chで話題になっている《ドライテック》について勝手に回答

僕の青春2chは今5chに改名しているそうだ。その存在をずいぶん長い間忘れていたが、なななんとその元2ch現5chで透水性コンクリート《ドライテック》が話題になっているという。「イッテヨシ」とか書かれちゃってるのだろうか。誹謗中傷を受けまくってるのだろうか。新シリーズ、5chで話題になっているドライテックについて勝手に回答。
5chで話題になっているドライテック
(生コンポータル小松職員からの共有)
【結論】匿名性の高い掲示板でやり取りされる情報には信憑性はありません
僕が高校生か大学生くらいの頃から一気に勃興してきたインターネット、そして2ch。
誰が書いているのか、氏素性がまるでわからない。
悪口、デマが横行していた2ch。
まだあったんだね、2ch。
しかも、名前が5chに変わっていた。
そんな歴史ある大型掲示板でなんとドライテックが話題になっているというのだから感慨も一入だ。
昨晩生コンポータルの小松職員からシェアされた5chの書き込み。
一瞥して、「出鱈目」とすぐにわかる。
だから、わざわざ貴重な生コンポータルの紙面をさいて解説・回答するほどの内容ではないのだが、世間の底辺の人々(世間に相手にされなさすぎて匿名で誰かも分からない相手に持論を書き散らかして悦に入っている)が今や世間の注目の的「ドライテック」をどのように考えているかを晒してやるのも、まあ記事にしてやる価値は毛ほどくらいならあるかな、ということで今回のブログ作成に踏み切った。
以下に5ch住人の箸にも棒にもかからない低俗な主張に関する生コンポータルからの公式な回答・解説をしたためていきたいと思う。
「草が生える」「定期的に高圧洗浄しないとならない」
これを書いている中の人(名無さん@そうだドライブへ行こう)は小学生なのだろう。
小学生では値段の張るドライテックは手が出ないのではないか。
「草が生える」
見た目でそう思っちゃったんだね。
隙間が見えるから、そこから草が生えると思っちゃったんだね。
かわいいなあ。
「定期的に高圧洗浄しないとならない」
なるほど、小学生だから難しい言葉「定期的」「高圧洗浄」を使いたくなっちゃったんだね。
事実は全く異なるんだよ。
今まで一度もお客様から「ドライテックから草が生えた!」なんてお叱りいただいたこともないし、たった1度しか「目が詰まった!」という報告を受けたことないんだよ。
そんなたった1度の「目が詰まった」にこの16年間で1度だけ現地に赴いて(読めるかな?「おもむいて」だよ)高圧洗浄をしたことがあるよ。
今時小学生でもインターネット掲示板には自由に書き込めるから舞いあがっちゃったんだね。
大人になってからいくらでもインターネットできるから、今は大人しく勉強していなさい。
「外構屋にやりたいって言ったら、普通の土間でいいと言われ、勾配5%の土間ができました」
これは、気の毒だ。
なんと、5chにも成人している人がいたようだ。
これは、デマばかりの5chの中にあって正しい情報のように見える。
実際、ドライテックはポンコツ施工者どものように「変わりたくない」「新しいものに手を出したくない」人々にとっては忌み嫌われる対象となっている。
施主がせっかく「ドライテックがいい!」と言っても、言葉巧みに「土間コンで」を無理強いし、結果的に水が溜まる土間が納品されるという痛ましい事故が今日も頻発している。
お客様110番を設置しなければなるまい。
「地中浸透型水はけの良い地域は問題ないけど粘度質だと地盤がぬかるんで表層にヒビが入ることもある」
ふむ、高校生くらいの投稿だろうか。
いや、成績の低い大学生か。
この手の懸念は舗装に関する知識で頭でっかちになっているドキュンが抱くものだ。
(あるいは、その手のDQNがしたり顔で素人相手に知識をひけらかし不安にさせているものだ)
そもそも、高速道路とか国道とかの議論であって、一般住宅の車庫とか駐車場にこの手の議論は及ばない。
そもそも、ちみたちのお父さん、お母さんが乗っている車って10tとか20tとかで庭を日に1000回とか10000回とか往来したりするだろうか。
確かに地下浸透型(透水性アスファルト舗装)の設計にあっては経年によるCBR値の低下が懸念される。
それらはCBR試験やFWD試験などにより確認され論文などで考察されているところでもある。
ちょっとちょっと、ちみのお父さんお母さんの建てたおうちのお庭ってNEXCOが発注したりするほどのお庭なんですか?
もしそうなら、エクステリア工事の範疇を大きく逸脱しているから5chとかで質問してる場合じゃなくて土木コンサルに相談した方がいいと思うよ。
なお、下地(路床)に伝わる荷重を適切に分散させるために通常は路盤材という下地を設置する。
日にせいぜい車が2〜3台乗り入れる程度の庭であれば路盤材100mm、表層100mmで十分ということが経験からわかっている。
ここで勉強した内容をお父さんお母さんに報告して褒めてもらいなさい。
「家のカーポートやガレージとかで10年で舗装し直しは辛いよね」
いい大人が5chの子供たちのデマに翻弄されてしまってはダメですよ。
確かに、アスファルト舗装は定期的にメンテナンスされています。
それは、「アスファルトだから」メンテナンスされているのです。
ドライテックは「コンクリートだから」メンテナンスは必要ないのです。
⚫︎参考記事: 「応力集中で沈んだり剥がれたり穴開いたりしないですか?」庭ファンに寄せられた質問に勝手に答えるシリーズ#2
なんで舗装(アスファルト)は定期的に舗装し直さなければならないのか。
それは、その材料の由来に答えがある。
アスファルトは石油から作られている。
石油から作られている製品といえば、輪ゴムとかポリバケツとか樹脂を想起されるでしょう。
輪ゴム、ポリバケツ、樹脂。
10年も外に置いておいたらどうなるか。
それと同じことが、アスファルト舗装にも起きる。
そう、経年劣化、変性を起こす、それがアスファルトの運命。
10年で舗装し直しは辛いのイメージの源泉。
一方、コンクリートはガラスとか石の仲間。
つまり、無機質なので日にさらされたり雨に当たっても変性しない、たわまない、溶けない。
10年はおろか、200年経過して、あなたの子孫がドライテックの上に駐車しても(もっともその時代に車があるかが甚だ疑わしいが)凹まない、たわまない、割れない。
というわけで、このシリーズ。
さすが5chだけあって非常に民度が低くて今後続くかどうかも疑わしい。
取り立てて話題にするほどのパンチのある質問・投稿がないのはやはり匿名性が高く対象年齢も6〜12歳程度だからなのだろう。
庭ファンの掲示板やYouTubeのコメント欄とは大きな違いだ。
まあ、それでも、中の人は生身の人間、世間を構成する要因であることには違いない。
これから積極的にウォッチするということはしないにしても折に触れては世間の最下層、底辺、ドキュンの皆さんが透水性コンクリートについてどのように感じ思っているかを取り上げても悪くないと思う。
死ぬほど書くことがなくてネタに困った時限定になるだろうが。
ドキュンの皆さん、ご安心ください。
透水性コンクリート《ドライテック》はそんなドキュンにも寛大でそんなドキュンの足元だって支えるほどに認知を広げ世間の当たり前になろうとしています。
どうか底辺から見守っていてくださいますようよろしくお願い申し上げます。
宮本充也