2020/08/03
「お墓やお庭の草むしり、この夏で最期にしませんか?」週刊生コン 2020/08/03

梅雨が明けた。いやというほど降り続いた雨もここで一服し、今度は一斉に繁茂する雑草との戦いが始まる。お盆休みに久しぶりに会う家族たちとみんなで汗だくになってやる草むしり。その後のビールがうまいんだよね。本当に?ビールはきっと草むしりなんかしなくても、海水浴やマリンスポーツの後でもきっと美味しい。「お墓やお庭の草むしり、この夏で最後にしませんか?」。
「この夏、最後の草むしりをしよう!」お盆休み・お墓参りの風物詩に終止符を打つ #1
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/_1_11.html
この僕自身はわだかまりとなっていた。
雑草のびたい放題の宮本家先祖代々のお墓。
周りのお墓はマメに人が訪れているのだろう。
いつ訪れても周囲のお墓は綺麗に整理されていた。
スピリチュアルなことにそれほど関心のない人だったとしてもきっとこの雑草ぼうぼうは心理面に多少影響がある。
「雑草というよりも森ですか?」
撮影に携わった人たちの素直な湖面rとが心にグサリグサリ刺さる。
「これは、先祖を侮辱しすぎだ」
内心そうは思いつつも後回しにしていた。
「仕事が忙しくて」
よくある仕事ができない奴の言い訳をそのまま使っていた。
ランニングで近所を立ち寄るたびにお墓に拝んでいた。
「もうしばらくの辛抱です。必ず近く整備しにきますんで」
「未来を変える人は過去を大切にする」お盆休み・お墓参りの風物詩に終止符を打つ #2
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/_2_7.html
「過去を大切にできない人が未来を作れるわけがないじゃないですか!」
まさに、映画「透水宣言」の主人公サガオの言う通りだ。
仕事とは「未来を作る仕事」。
生コンポータルでは常々、
「自然と人が調和する世界を作る」
「大地を削らない、汚さない、蓋しないコンクリート」
そんな未来を標榜している。
なのに、その当の本人の先祖の墓は草のびたい放題で自然と調和なんかまるっきりできてない。
あちゃー
である。
今回DIYマニュアル動画シリーズ映画「透水宣言」のロケ地として我が家の墓地を指定してパートナーらのお力をお借りしてようやっとお墓の除草に取り掛かることができた。
そして、除草の後には「大地に蓋しない」「水と空気を地面に届ける」透水性コンクリートの舗装だ。
これまで雑草や土間コンで踏んだり蹴ったりだったご先祖様の頭上が綺麗に掃除され、さらには水も空気も流通させる先端コンクリートテック透水性コンクリートで整備される。
もちろん、僕自身も草刈りや舗装工事に携わったが、滝のように流れる汗とともに面目躍如からか心と体がふわりと軽くなったように感じていた。
「お墓の施工で《超常現象》?!」お盆休み・お墓参りの風物詩に終止符を打つ #3(番外編)
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/_3_4.html
この手の話は冗談として濁しておいたほうがいいのかもしれないけれど、写真に映っていた虹や人かげはもしかしたらご先祖様からのメッセージなのかもしれない。
そんなふうに思うことで単なるお墓掃除(草むしり)に物語が生まれるように思う。
そして、こうも考えた。
きっと僕のように何年も自分のルーツの墓を訪ねていないことを心のどこかで後ろめたく感じている人っているはずだ。
あるいは年々家族も歳をとり夏休み恒例の雑草とりが億劫になってきている家庭もあるだろう。
ついつい怠けて墓地を草ぼうぼうにしてしまっている人だっているはず。
そんな人たちに伝えられるメッセージ。
「お墓やお庭の草むしり、この夏で最期にしませんか?」
DIYで施工できる唯一の土間コンクリート。
それが、全国350の生コン工場に支えられている透水性コンクリート《ドライテック》。
それはアスファルトやコンクリートのように大地に蓋をしない。
自然と人が調和する世界を創造しうる次世代のコンクリートテック。
ネット小売や積極的な施工者らに鼓舞されて今やドライテックはお庭やお墓の舗装の標準になろうとしている。
引き続きサプライヤーとして粛々と使命を果たしていきたいと思う。
宮本充也