2019/07/31
「下を向いて歩こう」 #3 草ボーボーインターロッキングブロック舗装の目地(兵庫県)

本格的に始まった夏に勢いづくのは浜辺のギャル達だけじゃない。見渡す限り、緑・緑・緑。この時期あらためて舗装と雑草の関係性を考えてみよう。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_810.html(「この夏、草むしり(草取り)から解放されませんか」)
草ボーボーの理由とは?
街路を歩いていると頻繁に見かける舗装インターロッキングブロック。おやおや、草がボーボーと生えてますよ。
ありゃありゃ、こちらもまるで土や砕石の地面のように随所から草が元気よく生えている。
舗装は全て草が生えるってこと?
たしかに街中を歩いているとこの手の景色は目に入る。
てことは、舗装しても草は生えるってこと?
舗装する意味なくない?
そんな風に早々に結論をつける前にこちらの写真をご覧いただきたい。
これもよく見かける光景だと思う。アスファルトからボーボーと生えてくる雑草。
ブロックと舗装の間からも勢いよく繁茂する。
理由は隙間にあった。
隙間。
または、ひび割れ。
インターロッキングブロック舗装とはいわば隙間だらけの舗装。
沢山のブロックを組み合わせて舗装盤とする。
どうしても隙間があく。
その隙間に土がたまってそこに雑草の種子が入り込む。
それが、原因。
アスファルトは過重にたわむ性質が知られている。
そのたわみでひび割れが発生する。
ひび割れは繰り返される荷重により大きくなる。
あとは、一緒。
草が生える。
だから、夏になると舗装のあちこちから草がボーボーと生え出す。
気になるよね?
透水性コンクリートはその点どうなの?
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_810.html
結論から言えば問題ない。
確かに水を透すための隙間はある。
ただ、インターロッキングブロックやひび割れの隙間と違って断面が少ない。
根をはるだけのスペースがない。
よって、頑丈に根をはる雑草は生えないことになる。
そして、もちろんひび割れが入るときは入る。
ただ、アスファルトちがい劣化によるひび割れではない。
感想収縮など、そのひび割れの幅も成長しづらい。
だから、雑草に強いということができる。
もちろん、ブロックと舗装の間の隙間とかは雑草に入り込まれる懸念はある。
これは通常のコンクリートも一緒。
この時期になるとついつい目に入ってくる雑草。
ランニングを習慣としているため、ことさらに雑草の主張が強い。
そろそろ草取りも億劫になってきたな。
そんな風に思うようになったら。
透水性コンクリートという選択肢は、
・草取りからの解放
・みずたまり無い
・勾配がないからまっ平ら
いくつかの価値をお届けできている。
生コンでいいこと。
宮本充也