2020/10/13
【福岡】「北九州の、小さいけれど、大きな一歩。」All Round・大分綜合建設

「北九州でドライテック!実現しました!」(大分綜合建設九鬼さん)。本番前の練習とサンプルのため、午前中はall round様事務所にて打設1m3(午後の模様は別の記事で紹介予定)。協力工場が見つからず難航していた北九州でもいよいよall round、大分綜合建設の熱意によって透水性コンクリートが普及し始めようとしている。
製造:大分綜合建設(担当:九鬼智絵、運搬時間2時間、遅延剤0.3%)、施工:all round(担当:新井真介、1m3/8m2 、100mm厚、1名、1時間)。
鉄は熱いうちに打て!《ドライテック》施工
前日にLINEでいただいたメッセージ。
記念すべき北九州透水性コンクリート普及の第一歩。
本当は駆けつけて僕もご協力したかった。
この日を迎えるまでどれほど関係者が苦しんできたか。。
新井さん、九鬼さん、本当にお疲れ様でした。
鉄は熱いうちに打て!!
ドライテック施工
①午前の部
ガレージ前にsampling & practice
午前施工。
打設数量1m3
面積10m2
厚み100mm
出荷プラントの大分綜合建設さんのご協力で北九州市も施工が実現
担当者の方、ドライバーの方の素敵な対応で大変勉強させて頂きました
長いお付き合いができるよう努力していきたいと感じてます
PRの過程で「施工済みの所はないの?観たい!」という要望がチラホラ...
見たことのないモノを初モノだから採用するお客様は中々いませんよね 当然です(汗)
なので、見学用サンプル作っちゃいました
ご興味ある方、ご連絡いただけたらご案内いたしますのでお気軽にどうぞ
ドライテック打設自体は1時間あれば問題なさそうです。
ただ、下準備が大変でした。
全部1人で人力作業やったから あえて(笑)
重機あれば瞬殺ですけど
#ドライテック #drytech
#ドライテック北九州
#アライテック
#緊急したー
#楽しんだー
#勉強になったー
(https://www.facebook.com/102123871618088/posts/139233434573798/)
施工Before。
既設アスファルトにカッターを入れて撤去する。
舗装厚を100mmになるように路盤を施工し使用道具を準備する。
施工 After。
All Round事務所前に設置されたドライテックはまさにアスファルトとの対比がしやすいようなサンプル展示となる。
さらに、事務所ガレージの舗装は通常の土間コンとなっているため、裸足で歩けばその違いが明確にわかるだろう。
これ以上ない展示用サンプルがいよいよ供給体制に苦しんでいた北九州に登場。
8m2。
小さいけれど、大きな一歩が、大分綜合建設からの材料供給、そしてAll Roundの施工によって踏み出された。
北九州の、小さいけれど、大きな一歩。
これまで実に苦しんできた。
供給できる生コン工場も、そして施工に積極的な施工者も不在の中、透水性コンクリートを所望する一般の人たちの思いは受け皿なく漂っていた。
必要とされているのに、それらが届かない。
このジレンマを打破してくれたのが、お隣大分県は豊後高田から2時間もかけて材料を運んだ大分綜合建設と、そしてオンラインセミナーを通じてご縁が生まれたバスケットボーラーの施工者All Round。
午後の本番に先立ち施工された展示用サンプル、8m2。
面積としてはとても小さい。
けれど、アスファルトや通常の土間コンの真隣に設置された小さいけれど非常にわかりやすいドライテック。
地元生コン工場の協力を得られず暗礁に乗り上げていたドライテック。
それが、情熱ある人々の力によって形になった。
北九州の、小さいけれど、大きな一歩。
ただ単に初施工が刻まれただけじゃない。
「左官さんが使う、この道具が不陸を整えるのにめちゃくちゃ良いです!今日の新発見です笑」
わざわざ北九州市まで現場応援に駆けつけてくれた大分綜合建設の九鬼さんからのグループメッセンジャーへの共有。
こうして、初施工でドライテックは新たな気づきまで手にした。
何事にも積極的に取り組む人たちが何かをすれば、そこには必ず新しいことが生まれる典型だ。
九州地方最後の砦だった北九州地区にもいよいよ日本の地面の当たり前を変える舗装《ドライテック》が施工された。
ブレイクスルーしてしまいさえすれば。
ここから先はきっとスムーズに拡大していくだろう。
ドライテックそのものの歴史がそうだったから、それが簡単に予想できる。
そういうもんなのだ。
新しいものは、それこそ、一番最初が難しい。
受けいられれない。
0か1。
0が1になってしまいさえすれば、2、3....10、100、1000はあっという間だ。
これで、日本全国どこでも(島嶼地域を除く)が名実ともに完成する。
今はまだ協力してもらえない北九州の工場も、そのうち「製造していないことが恥ずかしい」状況になるから、見守っていてくださいね笑。
そんな世界を作るのは、新井さんや九鬼さんたちのような、ラストワンマイルで活発にものづくりに打ち込んでいるタレントたち。
そんなタレントたちがインターネットと企業間連携を得ていよいよ世界の景色を本格的に変えてしまおうとしている。
宮本充也