2020/12/02
「急げ!ballaholicの《HOMECOURT》モニター募集は12月13日まで!!」OUTNUMBER

「自分のコートがある」ということ。バスケ好きなら誰でもが夢見る、いつでもバスケで遊べる環境。心身の豊かさに与える影響はもちろん、技術の上達面でも絶大なアドバンテージになります。「HOMECOURT」は、ballaholicに携わるスタッフや選手が、バスケットボールをしやすい環境を、日本固有の騒音の問題や台風の影響等について考え抜きデザイン性にこだわりながら開発した、日本で唯一のバスケットボールコート敷設総合サービスです。(https://www.outnumber.jp/page-homecourt.phpより引用)
「自分のコートがある」ということ
https://www.outnumber.jp/page-homecourt.php
《HOMECOURT》いよいよリリース!バスケと生コンのコラボ。
過去にこれほどまでにとんとん拍子に進んだプロジェクトを僕は知らない。
ファーストコンタクトは今年の7月8日だから、まだ半年にも満たない短期間で立ち上がったことになる。
⚫︎参考記事: 「ついにきた?!ストリートバスケットボール《アパレル》《ブランド》との協業!!」ballaholic
ウマがあったというやつなのだろうか。
必要なタイミングで必要な人やモノが現れる。
奇跡みたいな軌跡だった。
それが、ballaholicプレゼンツ《HOMECOURT》というプロダクト。
日本で唯一のバスケットボールコート敷設総合サービス。
年度内にモニター施工期間は終了し次年度リリース。
意外なことに、バスケットコートを敷設する専業者というものはないそうだ。
仕事と称してスラムダンク全作品をHuluで視聴した。
福ちゃんの悲哀、「身近にバスケで遊べる場所がない」。
確かに、ballaholicとの協業からこっち街中でもバスケコートを気にして探すようになったが、とにかく見かけない。
テニスコートはまあまあ見かける。
サッカーをやってる少年たちも見ることができる。
スケボーとか、名前のわからないくねくねしながら乗る乗り物とか、ゴルフやってるおじさんとかもまあまあ見かける。
でも、バスケやってる少年はどこにいるのだろう。
多分、中学とか高校の体育館の中にはいるんだろうけど、街中で見かけない。
つまり、身近ではない。
これ、生コンと一緒じゃん。
身近ではない(見えない、知られていない)ということは存在していないのと同じこと。
それは、つまり、衰退しかない。
そこに課題を立てたのが、OUTNUMBER社(代表取締役小野田さん)。
ドライテックの消音、まっ平、滑りにくい、雨に強い。という性能に目をつけた。
ZOOMで面会したのは今年の7月8日。
時を得たアイディアほど圧倒的なものはないのだろう。
そこからとんとん拍子の展開が始まる。
そして、《HOMECOURT》モニター募集が12月1日にスタート。
なんとも大人気なことにもうすでにいくつか応募が来ているそうだ。
早くも12月13日(日)には募集は締め切られてしまう。
まさか、20年前に生コン製造業に入職してバスケとコラボするなんて夢にも思わなかった。
そう言えばこれまでも、海外のケミカルメジャーやECとのコラボなど、従来の生コン製造では考えられなかったことがいくつも起きてきた。
何事も、あり得ない、ってことはないのだ。
生コン20年でつくづく感じ入っていること。
「知られていないことは存在していないのと同じこと」
一般人でどれだけの人たちが生コンクリートのことを正確に説明できるだろう。
セメント、モルタルとの違いがわかるだろうか。
内向きな発展を続けてしまった皺寄せが今産業全体の低迷として業界を覆っている。
下りのエスカレーター。
僕たちの産業の価値を知って貰えさえすれば。
例えば、ballaholicに見出してもらったように、透水性コンクリートという生コン製造者のプロダクトが知られさえすれば。
その活躍のフィールドは無限に広がっていく。
「知ってもらう」という努力を怠ってきた生コン産業。
そんな産業を再生するきっかけとなるのが今回のような異業種とのコラボなんじゃないかと思う。
生コンより、バスケの方が知られている。
生コンより、ピアノ。
生コンより、自動車。
ありえないと初めから諦めないで、もっともっと知ってもらうためのチャンスを伺う。
そして、発信する。
来年に向けて加速し始めた《HOMECOURT》。
僕はこのプロジェクトに生コン産業再生の鍵を見ている。
本プロジェクトの発展の先に、「生コンをもっと身近に」の実現があるはずだ。
BtoBゴリゴリの生コンがBtoCに開かれることでもっともっと活躍できることを当の僕たち自身が知っている。
舗装の常識を透水性コンクリートにするだけで、雨水は舗装や排水設備に妨げられることなく地下水系や草木の根っこに還元される。
自然と人が調和する200年前の当たり前の世界が蘇る。
水の次に流通する材料と言われる生コンクリート。
それだけ社会や環境へのインパクトも大きい産業の貢献がもっと身近になれば。
社会や環境全体を変えることだって可能だ。
そんな想いは胸に秘めてるだけじゃダメだ。
《HOMECOURT》
これも、僕たち生コン屋さんの情報発信の1つ。
宮本充也