2021/04/03
【静岡】「地球に蓋しない、CO2を収容する、美しい見た目の舗装」長岡生コンクリート

静岡県伊豆の国市。採用理由は、「雨が降ると周りから水が流れてきて玄関前が川の様になってしまう」(水はけ)、「軽自動車を停める所も確保したかった」。お施主さんの希望で光る石をばらまいて転圧・仕上げ。
製造・施工:長岡生コンクリート・生コンポータル直営(担当:まさつぐ、10m2、100mm厚、2名)
光る石をばら撒いてみた
施工Before。
排水設備は接道部に設置されているものの、雨の日は周囲から玄関前に水が集まってきてしまい川のようになっていた。
軽自動車を駐車するための敷地としても活用したかった。
そんなご要望が生コンポータル(静岡県伊豆の国市)に直接寄せられドライテックの採用となった。
今回の特徴はプレートコンパクタで締め固め・仕上げの前にきらきらひかる透明の石を散布する意匠。
石やガラスなど無機質の材料であればドライテック同様変性・劣化することもないのでとても相性がいい。
施工After。
10m2のような小規模であれば生コンポータル(生コン製造)でも受託している。
これでお施主さんのお困りごとだった「川のようになってしまう」は解消され、駐車場も見事に完成。
生コンポータルでは各種デモンストレーションや現場視察などのコンテンツを用意して皆さんのご来場を心待ちにしています。ドライテック脅威の透水性能は実体験していただけます
バケツの水だってこれこの通りあっという間に抜けていってしまうのだ。
敷地内の流水などものの数でもない。
雨の日の問題は解消され、晴れの日はそのきらきら光る石が玄関前を美しく彩ることだろう。
お好みの天然石や煉瓦チップなど自在な仕上げをお楽しみください
⚫︎【東京】「透水性コンクリートが生コン屋さんの当たり前になったら?」岡庭建材工業・前田道路・隈研吾
もう、なんでもOK。
無機質ならなんでもOK。
それは、あなたの好み次第ってワケ。
何が好きとか嫌いとかは他人が決めるものじゃないから、どこでも好きなところで見つけてきた小石や煉瓦や瓦のチップを施工中に好きなように撒いて転圧すればあなただけのテクスチャの完成。
誰がなんと言ったって、自分が好きなテクスチャ。
それが毎日毎日あなたを送り出し、あなたを迎え入れる。
世界に一つだけの玄関前アプローチ。
もともとドライテックは機能性(地球に蓋しない、CO2を収容する)ばかりが注目されてきたが、好みのチップを表面に配置することで意匠性も備えることになる。
これからの舗装は地球に蓋しない、CO2を収容するなんて当然、その上で美しい見た目を期待できるが標準。
もう、ドライテック一択ってワケ。
こうなったのも、ものづくりの担い手である製造者や施工者が考えたことではなく、実際に市場と顧客にさらしてそこで生まれたアイディアを形にしてきただけのこと。
やっぱり、「やってみる」が一番大切なんだなってつくづく思う。
もっともっと市場と顧客に晒して、もっともっと進化していくドライテック。
本当に仕事が楽しい。
いろんな挑戦をしていこう!
宮本充也