2021/06/13
【静岡】《透水宣言》「既存ドライテック撤去、門袖(門柱)・花壇設置、舗装復旧」滝様邸リフォーム工事DIY

特にLINEの影響が大きいようで、長いことやってると僕がエクステリアや透水性コンクリートに携わっていることは周囲に地味に認知されている。旧友から「エクステリアの相談に乗って」と声をかけられることも増えた(ほぼお断りしてます)。「既存ドライテック撤去、門袖(門柱)・花壇設置、舗装復旧」始まったプロジェクト滝様邸リフォーム工事DIY
既設舗装の撤去、門袖・花壇設置、復旧
再び訪問滝様邸は中学時代からの友人の住まい。
⚫︎参考記事: お施主様訪問「1年後も10年後も笑顔で招待されるような製品を届けたい」
ブログを振り返れば実に3年の歳月が経過している。
本当にこのブログって習慣は時間が経てば経つほどに便利だ。
過去にどんなことがあったのかを振り返ることができる。
誰かの悪行や嘘や恥も笑。
そのまままるっと記録され保存される。
3年前当時勇んでいた新プロジェクト「車の乗り入れができるウッドデッキ」は下地をドライテックで支えることで実現する唯一無二の駐車場提案。
⚫︎参考記事: 「車の乗り入れできるウッドデッキ」 東京・ウッドデッキ・車両乗り入れ・透水・エクステリア
もう、4年も前に遡るのか。
普通、駐車場とウッドデッキは互いのスペースを消費し合う競合関係。
それを、ドッキングさせることによって、「駐車場でもありウッドデッキでもある」を実現する。
「これ、絶対売れる!」
毎度ながらすぐに絶頂に上り詰めた僕は友人・滝くん夫妻が買い求めた住宅のエクステリアを実験台に巻き込んだ。
現在の写真でもわかるように、3年経った現在でもひび割れもなく快適だという。
その後全然売れてないけど笑。
駐車場兼ウッドデッキっていけると思ったんだけどなあ。。
それはさておき、その滝くん、今度はアプローチ周りをリフォームしたいということで相談があった。
門袖(門柱)をアクセントにして花壇を配置することで家全体の雰囲気をガラッと変えることができるのではないか。
で、巻き込まれる映画「透水宣言」クルー(エクスショップ、SUMMERHILL、まさつぐ)。
現地採寸のメモ(SUMMERHILL奥川さん)。
(出典:エクスショップHP)
機能門柱(門袖)もやっぱりエクスショップが便利。
あらかじめ、滝くんもあれこれ調べていたが、やっぱり普通にエクスショップが便利だったそうだ。
10億m2?!「透水宣言」いよいよリフォームの市場へ!
人気DIY動画マニュアル「透水宣言」はこれまでおよそ新設エクステリアに的を絞ってきた。
年間の住宅着工件数はおよそ80万棟。
(https://built.itmedia.co.jp/bt/articles/2011/19/news026.html:新設住宅着工戸数は、2019年度は88万戸だったが、新型コロナウイルスの影響により、2020年度は73万戸に減少すると推測しており、2021年度は横ばいの74万戸と推計している。 いずれもリーマンショック時の78万戸を下回る見込みだ。)
その80万の住宅におよそ平均して(少なく見積もって)30m2の舗装という市場がある。
800,000棟 × 30m2 = 24,000,000m2(年間)
材料(生コン)換算でざっと2,400,000m3。
いちいちは小さな規模なのでついつい見落とされがちだが、数百万m3もの生コン市場はなかなかの規模と言わざるを得ない。
だから、もちろん、新設エクステリアを当初の試乗として想定していた。
だが、ある時気づいたのだ。
「すでに建てられた住宅(あるいは共同住宅)の外構舗装って一体どのくらいの規模だろうか」
毎年80万棟建てられているわけだ。
少なくとも30年は供用されるであろう住宅、そしてその脇にあるエクステリア、外構舗装。
800,000棟 × 30年 =24,000,000棟
の脇にある平均30m2(少なく見積もって)の外構舗装が例えばリフォームを検討するとして。
720,000,000m2という広大な規模。
生コン換算で72,000,000m3。
(実際は1億m3/10億m2くらいあるんじゃないか)
立ちくらみを覚えるほどの規模だ。
これが、エクステリアリフォームの需要。
もっと言えば、生コン産業にとっての新しく開かれる可能性のある市場。
膨大だ。
すでに、土間コンやアスファルトで蓋され呼吸を止められているエクステリア外構が少なく見積もっても10億m2ほどあるという事実。
いずれ時間が経てばそれらは更新される。
新しい時代の新しい舗装「地球に蓋しない」さらには、「CO2を収容する」コンクリートで舗装され直すことを待っている。
10億m2が蓋されず雨水が地下水脈や根系に届くようになる。
10億m2が一斉に待機中のCO2を収容し始める。
その下の路盤だって水と空気の浸透があるからCO2を収容することだろう。
10億m2規模で起きるのだ。
それがわかっていて、何もしないことは罪だとすら思えてくる。
そんなとんでもない規模への挑戦、映画「透水宣言」がなんと静岡県伊豆地方にお住まいの一般市民滝さんのご自宅で始まる。
まるで、本当に、映画のストーリーのようだ。
伝説って、だいたいこんな感じで地味に始まるのだろうか笑。
【静岡】《透水宣言》「既存ドライテック撤去、門袖(門柱)・花壇設置、舗装復旧」滝様邸リフォーム工事DIY
地味に始まったこのプロジェクト。
実は、行末にはとんでもない規模の市場が開かれるきっかけになるのかもしれない。
宮本充也