2019/07/21
お施主様訪問「1年後も10年後も笑顔で招待されるような製品を届けたい」

1年前に透水性コンクリートを納めさせていただいたお施主様からホームパーティーにお誘いいただいた。1年後も、10年後も、笑顔で訪問できる。そんな商品を届けたい。
1年後も10年後も笑顔で招待されるような製品を届けたい
1年前にウッドデッキの駐車場ということでご採用いただいたお施主様からホームパーティーに招かれる(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/_825.html)。
ご主人の料理の腕前はプロ級。金目鯛のアクアパッツアはお店で食べるよりも美味しい。
食後は透水性コンクリートにぢかに座って歓談。
北面の玄関土間コンクリートアプローチなのに、湿気もなく気持ちよく歓談(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_798.html)。
年々苔むしてしまったり不具合が多発するような土間コンクリートでは笑顔でお誘いいただくことはないはずだ。
売ったらそれでおしまい。
顧客満足なんか知らない。
そんなビジネスはきっと続かない。
特にこちらのお施主様は僕の子供の頃の同級生。
同級生相手に下手は打てない。
わだかまりの残るような仕事を残せない。
親しき中にも礼儀あり。
ウッドデッキの駐車場。
新しい挑戦に施主として協力してくれた恩人。
もし、その駐車場が、1年でひび割れだらけになっていたり。
透水性コンクリートの表面が普通より汚れてしまっていたり。
コケだらけになってしまったり。
そんな風になってしまったらきっと僕を笑顔で招待することなんかできないはずだ。
「笑顔で誘える」
彼の言葉が胸に響いた(毎度の泥酔でそれ以外ほとんど覚えていないが)。
僕たちが届けているのはそんな製品。
1年間毎日車を駐車したウッドデッキ(透水性コンクリート下地)は施工直後とほとんど表情が変わらない。
こちらは施工後1年経過した通常のコンクリート(奥)と透水性コンクリートの比較。透水性コンクリートの表面には全くコケが生えていない(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_798.html)。
コンクリートは普遍なマテリアル。その笑顔を10年後、20年後も。
石油由来のアスファルトや樹脂舗装とは違う。
ガラスや石の仲間であるコンクリートは恒久製品。
そして、透水性コンクリートに関して言えば水を通す。
つまり、何にも覆われていない地面は降雨を地下水系に直接戻す。
自然と調和する舗装。
その舗装はいつまでもその機能を果たす。
1年経ったら見る影もありませんでした。
後ろめたくて訪問しづらいです。
そんな製品を届けたくない。
これは、ものづくりに携わる全ての人たちの想いだ。
ご招待に感激し、少々飲み過ぎてしまったようだ。
気づいたら自宅で目を覚ました。
昨日は何があったのだろう。
そして、明日からも透水性コンクリートの普及は続く。
僕たちの想いを大切な人たちにお届けするために。
10年後も、20年後も。
笑顔でお誘い頂けるように。
この度はお誘いいただき誠に有難うございました。
これからも支えられるよう努力していきたいです。
宮本充也