2020/04/28
「簡単に自分でメンテナンスや補修ができる。これは普通の土間コンにはないすごい特徴だ。」リペアマン・ナルシルバー・DIYマニュアル

「透水性コンクリートは簡単に自分でメンテナンスや補修ができる。これは普通の土間コンには無いすごい特徴だ。特にDIYには失敗がつきものなので大きな安心となる。」(映画「透水宣言」より)。
透水性夫が教える透水性コンクリート補修方法
透水性コンクリート専用補修材「リペアマン」の内訳。
左から、取説・液剤・粉体・注入容器と手前にあるのが白い攪拌棒。
今回は施工不良あるいはなんらかの衝撃により剥離してしまった表面の補修を想定している。
プラゴテをあてると凹んでいる様子がわかる。
ここが補修箇所だ。
補修用の粗骨材(小石5mm〜20mm)を大きい粒から置いていき、隙間を小さい粒で埋めていく要領で並べていく。
並べ終えたらプラゴテで押さえてみて凹凸がないかをチェックする。
いよいよリペアマンの注入。
粉体の入った容器に液剤を投入して攪拌棒でかき混ぜ2分で注入容器に入れ替える。
小石と小石の隙間を充填すれば翌日には足で擦ってもびくともしない。
補修完了だ。
(※リペアマンに関するお問い合わせは生コンポータルまで)
今度は「ナルシルバー」による補修方法の説明。
この補修材はネットやホームセンターで手軽に手に入れることができる。
角の部分が欠けてしまったようなときに「小石を点で」付着させる場合にナルシルバーは重宝する。
補修完了。
簡単に自分でメンテナンスや補修ができる。これは普通の土間コンにはないすごい特徴だ。
透水性夫(とうすいさがお)に指摘されてはたと気づく。
確かに、通常の土間コンクリートの補修は難儀する。
事実土間コンクリートの補修で呼ばれる生コンポータル自身がそのことを知っていたはず。
「紺屋の白袴」とはこういうことだ。
担当者小松さんによれば、「補修で呼ばれるとだいたいお施主さんが自らいろいろ工夫して補修した痕がある」という。
みなさん、土間コンの不具合(色むらやひび割れ)には難儀していて、結局プロのお出ましということになる。
その点、透水性コンクリート(こちらも土間コン)は土間コンでありながら「自分でメンテナンスや補修ができる」。
知っていたのに、その価値に気付いていなかった。
やはり、素人・初心者の視点は常に大切にしていたい。
透水性コンクリートの大きな強み「自分で補修ができる」。
100年後の未来から現代に訪れた透水性夫に教えられた強い事実だった。
普及の挑戦は続く。
透水性夫の透水性コンクリートDIYマニュアル(映画「透水宣言」より)はこちら。
自然と人が対峙し荒廃してしまった100年後の未来から現代に降り立った透水性夫。
透水性夫と生コンポータルの挑戦は続く。
宮本充也