2020/05/22
「滑らない」「音が静か」「楽しくバスケットコート使っています」とあるDIYerさんからの手紙

先月DIYでご自宅のバスケットコートに透水性コンクリートをご採用いただいたお施主様とはそれからも幾度か連絡を取り合っている。DIYでは発生が懸念される施工不良に対処するDIY補修セット「リペアマン」のプレゼントに寄せられた返信「楽しくバスケットコート使っています」。
⚫︎参考記事: 【長野】「バスケ大好き息子さんたちのためにお父さん透水性コンクリートDIYに挑戦」駐車場・24m2
DIYですので、手を入れながら使っていきます
まだリリース前の試作品の段階ながらも透水性コンクリートの補修DIYを解説する動画をお施主さんにご案内。
とあるDIYerさんからの手紙
(以上、文中から引用)
こうして実際にDIYに挑戦いただいたお施主さんから生の声を寄せてもらえることはものづくりの醍醐味だ。
「音が静か」
実際僕の家のお隣さんのお子さん(小学4年)が最近バスケを始めたらしくドリブル音はコロナで在宅気味の僕もまあまあ気になっている(笑)。
その点、透水性コンクリートの水を通すための空隙は音楽室の吸音壁よろしくその音を低減させる効果がある。
また、「滑らない」のも粗骨材が表面に見える「おこし状」の表面であるための効果。
そして当然ながら「透水性」は雨上がりすぐにバスケの練習が始められる。
こうして今もお施主さんは透水性コンクリートの利点を喜んでくださっている。
「ポロポロと石が取れることがある」
のは使用後しばらくの間発生する懸念はある。
これはご自身でもご指摘のとおり「圧着が甘かった」箇所は十分な強度が得られず少しの衝撃でも骨材が剥がれてしまうことがある。
ただ、そうした脆弱部分が一通り剥がれ終わって仕舞えば永遠と続くようなことはないので大丈夫。
もし深刻な施工不良が原因でポロポロと剥離が続くようなら今回ご案内したように補修の方法もあるのでどうか末長く手を入れながらバスケットコートをお楽しみいただければと思います。
ご自分で作ったバスケットコートでバスケットの練習をする息子さんたちを眺める心境はどのようなものだろう。
コロナの影響もありDIY需要がピークを迎えている。
昔では到底考えられなかった土間コンクリートや駐車場のDIY。
しかも、先端工法透水性コンクリートも身近に採用してもらえるようになった。
作り終えてからも手を入れながら大切に使っていくことのできるバスケットコート。
息子さんの成長と共にドライテックもお施主さんの暮らしに寄り添う。
20年前生コンに入職する時にはとても想像できなかった一般の方への生コン納品。
BtoBからBtoCへのパラダイムシフト。
従来の多段階の階層構造の底辺に位置していた生コン工場がこうしてぢかに一般のお施主さんから激励のお手紙をもらえるようになった。
仕事のやりがいってのはやっぱり「ありがとう」と言ってもらえたり、「楽しく使っています」と便りを寄せてもらうことで増すもの。
そんな体験を生コン産業に広く広げていきたい。
やりがいのある職業としての生コンをこれからも志向していきたい。
宮本充也