2019/10/29
「施工を伴う建設のネット販売」建設ECコミュニティー定期交流会お知らせ(2019年11月28日)(その1)

ECで建設が売れる。これまで物品のみが対象とされてきたEC(E-Commerce:ネット通販)で「施工を伴う建設の販売」が始まっている。MonotaRO、エクスショップなどのEC各社が開く「建設のネット販売」にYKK ap、フッコーなど建設資材メーカーや、全国の生コン製造者や左官、エクステリアなど施工者が集まり「建設ECコミュニティー定期交流会」を開催!
建設ECコミュニティー第1回定期交流会 in 伊豆2019
日時 2019年11月28日(木)09:00〜16:00迄
場所 生コンポータル(静岡県伊豆の国市長岡1407-34)
対象 生コン製造者、施工者(左官、外構、舗装、他)、メーカー、他
費用 無料
定員 30名
当日はYKK ap社の協力によりカーポート設置と透水性コンクリートの1日施工の実演の他、建設ECの説明についてを予定しています。
※参考記事「カーポートと透水性コンクリート運命の出会い」:https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_859.html
情報格差をITで解消する公平な新しい流通脈としてECと建設が結びつく新しいコミュニティーの第1回交流会です。
現場最前線でご活躍されている施工者、製造者の方々のご来場をお待ちしております。
敬具
「施工を伴う建設のネット販売」の意義。
現在、生コンポータル並びに庭コンでご縁のある生コン製造者(250)と施工者(300)。
建設の産業構造は情報格差を前提としており階層的。
2次受け3次受けという階層に流通コストがかかっている。
つまり、下層にいくほど取り分が少ない。
悪い場合には搾取構造の体をとっているケースもある。
市場と顧客に遠ければ遠いほど。
その価値や技能は適正に評価されない。
どれだけ素晴らしい技術を持っていたとしてもそれらは伝わらない。
IT革命。
それは、情報格差を解消する意味で建設文脈にこそ導入されるべきだ。
市場と顧客に階層を通さずに直接価値を届ける。
人、物、金、情報。
その4要素の中で「情報」は直接市場と顧客に届けることができる。
ブログやホームページで自社のPRをしたことがある人もいるはずだ。
ただ、一方で、その価値ある仕事(物や人)は階層構造に阻まれ悔しい思いをしている人は少なくない。
その現場最前線、ラストマイルにいる製造者や施工者の価値を市場と顧客にダイレクトに届ける存在。
それが、EC(ネット通販)の存在だ。
https://www.monotaro.com/g/04477965/
(※本年10月よりネット通販モノタロウで「施工を伴う」生コンの販売が始まった)
情報企業が現場の価値と市場と顧客を直接つなぐ。
11月28日にはエクステリア建設資材ネット通販最大手のエクスショップも参加する。
同社はここ20年で誰も取り組んだことのなかった「建設資材のネット通販」という分野を開いた。
これまでは比較的専門性の高くないカーポートなどの販売を中心に展開してきた彼らがいよいよ半製品「生コン」と出逢う。
その第1弾として「カーポートとドライテック運命の出会い」がカーポートメーカー大手YKK apの全面的な協力を得て始動する。
その脅威の相性については以下記事に詳となっている。
11月28日。
これまで製造者、施工者、メーカー、それぞれが想定していなかった文脈「EC」を前提に集合する。
階層構造の建設の末端で埋もれている有意な才能に。
1人でも多くの人に。
この機会に参加してほしい。
(その2では並行して進む「生コンでいいことセミナー」のプログラムを紹介する。)
宮本充也