2021/04/25
【千葉】「今度は、いつも使っているプラントで練ってもらおうかな」明治生コンクリート・ジョンノビEX

千葉県成田市。施主が新築住宅の外構工事にインターネットでドライテック見つけて希望した。施工・ジョンノビEXは経験がなかったため施工指導員を希望され施工した。(二見メンバー共有)。
製造:明治生コンクリート、施工:ジョンノビEX(担当・佐竹郁郎、30m3/4.25m3、120mm厚、4名、3.5時間)
水はけ、排水を考えなくてもいい
施工Before。
僕くらいになれば「ドライテック一択だな」ということが知れる。
そう。
どこにも排水設備がないのだ。
周辺条件がわからんが、周囲にも排水できる場所がなさそう。
事実、隣地の犬走は舗装できていない。
(おそらく)防草シートの上に砂利を撒いてある。
⚫︎参考記事:【静岡】《民法218条》「隣地・隣家から流れてくる雨水」オリモ
そう、民法218条では隣地に水を流してはいけないことになっている。
よくよく考えてみれば当たり前のことなのだけど、自然の水が敷地に降ってきて、それがどこに流れていくか にも責任を持たねばならないってのはしんどい話だ笑。
重厚長大な排水設備を別途設置してそこに水勾配で排水するってのもなくはないが大掛かりで高コストな工事になってしまう。
だから、ドライテック一択。
施工のジョンノビEXさんも施主さんに教わってドライテックを知ることになった。
新しい武器を施主さんからゲットしたようなもんだ笑
こちらは現場簡易ダレ試験と言って目視で材料の良し悪しをチェックする方法。
30回シャッフル後蓋を外して、
「ペーストで隙間が潰れてないか」
「排出した後、容器にまばらにペーストが付着しているか」
(べったりついていたり、逆にまるでついていなかったりしてもだめ)
を確認する。
写真はOK。
水を通すための隙間も確保され、適度なペーストが付着しているためドライアウトも起こさない状態。
施工開始の合図だ。
施工フローは至って単純で、敷設された材料をレーキやプラゴテで平坦(まっ平OK)に均した面をプレートコンパクタやタンパで締め固めるだけで仕上げ。
施工After。
30m3の駐車場は4名で3時間半で完成。
以下は、施工者の声を二見メンバーがヒアリングしてきた。
「なんとなく(施工の)感覚が分かったよ」
「今度は、いつも使っているプラントで練ってもらおうかな」
「また、いろいろと相談させてもらうよ」
いつも使っているプラントでも、仕入れ先建材店・商社からでも!
いつもの生コン屋さんでドライテック出荷可能か確認します! 取引先商社・建材店のご紹介をいただければ購入できるよう手配します!
普段お付き合いのある生コン工場さんでドライテック製造が可能か、生コンポータルより確認することが可能です。 または、生コンを普段購入されている商社・建材店にてドライテック購入可能となるように生コンポータルにて手配いたします。 取引工場名(取引先商社・建材店)とご担当者様を明記の上お問い合わせください。
現在製造経験のある生コン工場は全国に600弱。
ここ5年以内に1000を目指している。
プロセスは「いつも使っているプラントでも練れるの?」という施工者からに生コンポータルがアクションを起こすこと。
そのプラントの担当者都連絡先を教えてもらって(もちろん、こちらから連絡ある旨を先方プラントにあらかじめお伝えいただく)生コンのプロ同士でやりとりをする。
晴れて、「いつも使っているプラントでも練れる」ようになる。
普段取引のある工場から購入した方があれこれ融通も効くというものだ。
エクステリア、外構につきものの、水捌けという問題。
そのソリューションとしてのドライテック。
これからの時代懐刀としてこれを持っていないのはもう「なし」だ。
プロじゃない。
そんな時、普段取引をしている工場がドライテックを練ってくれる、くれないは、エクステリア工事店としての命運を分けると言っても過言ではない。
オンラインセミナーは毎日受け付けている(休みの日は連絡取れなかったりします)。
見学会だって全国各地で随時行われている。
「やったことないのでできません」なんて言ってたら世間から取り残されていきます。
施主や、製造者ではなく、最も楽できるハッピーになれるのは誰よりも施工者なのだから。
宮本充也