2018/12/05
「GSの洗車機周りで作業中にコケる人何人も見てます」

「GS(ガソリンスタンド)の洗車機周りで作業中にコケる人を何人も見てます」。どこにニーズが転がってるかなんて本当にわからない。友人からのアドバイス。やはり、専門家以外の目線は時に非常に重要だ。
GSの洗車機周りで作業中にコケる人何人も見てます
洗車機周りは舗装され作業中は水浸しになる。Google画像検索から引用。
先日エクスパラダさんからご注文をいただいた透水性コンクリート「どうせなら透水したほうがいいよね?」ということでご注文。
ウッドデッキの室内ガレージ(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_580.html)という発想もそう。
専門家の近視眼ではわからないこと。
専門バカにはなっちゃいけない。
そんなことをよく言われる。
以前は、
「ふんっ、専門を極めてから言えっ」
くらいにとんがっていたものだ。
プロフェッショナルとしてその道を極めるのが第1に重要であり、
それ以外のことに広く見識を広めるのはその後だ。
そんな風に。
そこに、落とし穴があった。
僕たち専門家の提供可能な技術がまさか、
・ウッドデッキの室内ガレージ
・GSの洗車機周りなどの舗装
に価値を提供できるなんて生コンバカには到底思いつかないあれこれが専門領域の外にあるのだった。
これはきっとGSの専門家や室内ガレージの専門家にも同様のことが言えるはずだ。
彼らは、それぞれの分野におけるプロフェッショナルなのであって、
・土間コンクリート
や、
・床
の専門家ではない。
だから、地面に関する技術革新なんて知りようもないしそもそも興味だってなかろう。
裏を返せばそこにチャンスがあるということだ。
チャンスは友人との何気ない会話や交流の中に
仕事、仕事、仕事、仕事、仕事、とそんなにとんがってないで。
たまには友人など利害関係の無い人たちとのんびり過ごしてみよう。
日頃は常に専門領域のことに全力投球しているんだから。
友人と戯れていたって潜在意識では常に仕事のことを考えている。
安心して友人と遊びに行っちゃえ。
生コンの専門家では無い友人との無意識の会話の中でも。
本当に僕(やあなた)がプロフェッショナルであるならば、
必ず専門領域が市場の中で求められている価値に関するヒントが得られるはず。
「あと、GSの洗車機まわりや洗車スペース! 作業中にコケるひと何人も見てます。 対策しないの不思議なくらい。 GS設備に関連する業者へのアプローチも 良い気がするよ! また飲みに行こう行こう!!」
(友人からのmailの原文)
思いやってくれる友人の存在がとても嬉しい。
僕も友人のために何かできることがあればいいのだが。
これまでGSの洗車機周りでコケてきた大勢の方達へ。
今時の地面は水を吸い込むので水浸しにならない。
滑らない。
そんな風になっているということをきちんと伝えるのも僕たちの使命だ。
滑ってずぶ濡れになって、さぞや悔しい思いをしただろう。
ごめんね。
僕たちがもっと営業やマーケティングを頑張っていれば。
あなたは濡れ鼠のような惨めな気持ちにならなかったよね。
あなたが僕の友人だったとしたら。
心から悲しい思いに打ちひしがれるのさ。
だから、頑張るよ、営業。
めっちゃ頑張ってできるだけ世の中の地面を変えていきます。
広げたい。
生コンでいいこと。
宮本充也