2020/04/29
「道路より低いから水はけのよい《ドライテック》を施工」一条工務店・玄関周り・水はけ(Instagram紹介事例 #7)

今年から始めた透水性コンクリート「ドライテック」のエゴサーチ。Instagramでは知らぬ間に多くの施工実績を閲覧することができるようになっていた。「道路より低いから水はけのよい《ドライテック》を施工」。
玄関周りの水はけなら透水性コンクリートがおすすめ
つい先日(4月25日)のInstagramの投稿(出典:https://www.instagram.com/p/B_ZSl4-AuRp/?utm_source=ig_web_copy_link)。
なんと、大手ハウスメーカー一条工務店の新築にも採用されていることをInstagramで知る。
いよいよ普及は拡大し、担い手である僕たちでさえもその全てを把握することができなくなっている。
⚫︎参考記事: 「大手の現場けっこうやってます!」透水性コンクリート採用事例まとめ
玄関周り(アプローチ)は全面道路よりも低く通常の舗装(土間コンやアスファルト)では水はけに難儀するところだった。
お施主さんがネットで探し求めてくださったのだろうか。
「道路より低いから水はけのよいドライテックを施工」
見事に透水性コンクリートの性能の特徴をご理解されている。
夢の乱張(らんばり)そうで、とてもおしゃれな玄関周りの雰囲気を作り出している。
駐車場なのだろうか。
こんな素敵なエクステリア・外構に採用されて担い手としてはこれに勝る喜びはない。
どうか永遠に「草取り」「水はけ」に悩まない素敵な暮らしをお過ごしいただけますようお祈りしています。
エクステリアの水はけにはテッパン「透水性コンクリート」
今回のお宅のように前面道路より低い、あるいは水勾配をつけづらい、さらには排水設備がない。
そんな敷地は実際にある。
こうした土地を買い求めるその時にはわからない。
新築・一戸建てを夢見るお施主さんの頭の中には、
⚫︎水勾配
⚫︎水はけ
⚫︎排水設備
⚫︎草むしり
⚫︎ぬかるみ
などのようなネガティブワードは存在しない。
夢しかない。
お花畑である。
建築が始まり現実が姿を表す。
本体工事におよその予算は割り振られ、後半戦、外構工事が始まる頃には予算のほとんどが消費されている。
「ま、いっか」
これがエクステリアあるあるであり、この安易な「ま、いっか」が後々暮らす人を苦しめることになるのだ。
その意味で、現代は情報を得ようと思えばいくらでも得られる時代だ。
ただし、気を付けなくてはならないのは、不特定多数の人々が発信する玉石混交の情報群。
「どれを信じていいかわからん」
数々。
「どれを信じたらいいか」
についてはいろいろな物差しがあるとは思うが、顔や名前あるいはステータスを一切示さず好き放題ネット掲示板の有象無象のコメントは信じてはならない。
ネットだとしてもきちんと自らのステータスや背景、あるいは生コンポータルのように顔と名前と会社名を公表した上でのコメントでない限りはその情報の真偽のほどはわからない。
ネットに溢れる全ての情報を鵜呑みにすることはできない。
理想の家づくり、お庭づくりを考えた場合、良識のある情報発信サイトを探し出し、
「顔と名前や企業名は公表されているか」
「匿名だったとしてもその発信者の背景がきちんと示されているか」
をモノサシとしてネットサーフィンを楽しんでいただければと思う。
専門家の僕からしたらネット掲示板をはじめとして流通しているあらゆるコメントはかなり劣悪で責任のない言いたい放題の内容が目立つ。
ある程度信頼できる情報に触れられるように整備することも産業の担い手の責務かもしれないとこのところ考え始めている。
宮本充也