長岡生コンクリート
ドライテックは高い透水性を持ちながら
表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2020/12/23

【京都】「なんで顔料投入がカラータイプの標準ではないの?」《ドライテック着色の陣》宝ヶ池建材・JIGSAW

【京都】「なんで顔料投入がカラータイプの標準ではないの?」《ドライテック着色の陣》宝ヶ池建材・JIGSAW

京都の宝ヶ池建材(JIGSAW)江藤さんから共有された動画はなんと着色された生ドライテックによる土間コン舗装。通常、ドライテックはトップコートを標準としているが、顧客の要望に注意点をきちんとお伝えした上でお応えする同社の姿勢はいつも刺激的だ。
製造:宝ヶ池建材。



ドライテック着色の陣

https://youtu.be/551QuCOnGB8


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宝ヶ池建材・JIGSAW江藤さんからグループに共有された動画タイトル「ドライテック着色の陣」

「着色の陣」


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駐車場部分は標準カラーでの施工。

写真ではわかりにくいが、一輪車の小運搬のための通路を確保するために真ん中に花道を残している。

両側をまず敷設してから花道(一輪車の通路)を手前側に順に敷設するという工夫がなされている。


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駐車場舗装完成。

冬場は材料の状態も変化しにくいため、敷設したまま転圧しない時間を長めにとれる。

秋冬はドライテックにとってシーズンであるばかりでなく、従来の土間コン(オワコン)は深夜まで金鏝仕上げが続いたりすることもあるので、その価値は一層際立つ。

いまだに従来の土間コン(オワコン)しか施工したことがないエクステリア関連施工者はなるべく早く透水性コンクリート(ドライテック)の施工を試みるべきだと常々思っている。


見学会やオンラインセミナーはほぼ毎日行われているので、優良エクステリア施工者のあなたはなるべく早めに受講されるといいと思う。



そして、いよいよ着色の陣

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ドライテックが標準としている翌日以降のトップコートではない。

今回、「着色の陣」とわざわざ謳った。

現場に顔料を持ち込んで生コン(生ドライテック)に直接投入は稀なケース。

一部エリアではごく稀に顧客の求めに応じてこうした対応を行なっているケースもある。


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着色の陣、完成。

駐車場(標準色)とのコントラストを考慮されてアプローチ(通路)と犬走部は顔料を投入したカラードライテックが採用となった。

写真でわかるように施工そのものは顔料入れても、標準タイプでも同じ。

翌日以降トップコートをしない分、こちらの方が施工も楽のように思う。

けど、標準はトップコート



なんで顔料投入(練り込み)ドライテックがカラータイプの標準ではないの?

至極尤もらしい質問(FAQ)にここでは答えたいと思う。

標準としているトップコート。

この場合、別でわざわざ塗装材を購入して、ローラーかスプレーガンでカラーコーティングしなければならない。

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⚫︎参考記事: 「いよいよモニター販売開始!《ballaholic》のバスケットコート完成!」


写真でもわかると思うが、トップコートは面倒くさい。

風で飛ばされないように気を遣わねばならない。

万が一近所の高級車に飛び散ったりしたら損賠もんだ。

それなりの養生が必要。

スプレーガンなんか普通持ってないから借りて来なけりゃならない。

ローラーでの塗装だって腰をかがめてせっせと1日かけて塗装しなければならない。

なのに、トップコートにする理由。


エフロレッセンス

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https://concrete-mc.jp/efflorescence/より引用)。

コンクリート特有の現象に、エフロレッセンスというのがある。

コンクリート内部のカルシウム分が水分に溶け出して表出してくる現象。

表面に白く残る。

これ、基本的に白い従来の土間コン(オワコン)であれば目立たないが、顔料が投入されたカラードライテックの場合目立ちやすい。

そして、ドライテックは水(と空気)が自由に流通する構造。

そのため、エフロレッセンスは通常よりも発生しやすい。


「水が通りやすい場所は特に白くなってしまう場合がありますよ」


事前にこうした説明をきちんとした上で、「それでも顔料の方が自然の風合いがあっていい」ということであれば、対応をするようにしている工場が多いようだ。


生コン工場の負担が大きい

そして、エフロと双璧をなす「顔料が標準でない理由」がこの、「生コン工場の負担」となる。

プロであればご存知。

普通、生コンに色をつけない。

色をつけるというイレギュラー対応をすれば、その後のバッチはまた普通の生コンを練るので、一旦ミキサー内部の顔料をきれいに洗浄しなければならない。

これが、手間なのだ。

時間もかかる。

忙しい時にはとてもやっていられない。

(今回は生コン車の中に直接投入だったが、その後きちんと生コン車ドラム内部も洗浄しなければならない)。



宝ヶ池建材・JIGSAWのようによほど前向きな工場でなければ対応しない顔料タイプ。

だから、ある時からドライテックのカラー対応はトップコートを標準とした経緯がある。

ただ、裏を返せば「顔料対応をする工場は何事にも積極的な工場」ということもできる。

手間を嫌がらず、顧客の要望に応えるのだから。

日本全国、生コン工場は3200を数える。

生コンポータルがドライテックなどを通じてご縁のある工場は500。

手前味噌だが、その500工場はとりわけ何事にも前向き、積極的な工場とすることができる。

そもそも、従来の土間コン(オワコン)に普通の生コンを製造して練ってりゃいいのに、わざわざドライテックを製造しようという心意気なのだから。

生コンポータルでご紹介する生コン製造者はいずれもご当地で素晴らしい活躍をしている生コン製造者だ。

「生コンをもっと身近に」

そんな生コン工場をBtoBに埋もれさせず、もっと一般に知られるようになれば。

僕たち産業もより栄光のあるフィールドになるに違いない。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

水勾配がいらない土間コン「ドライテック」については
こちらをご覧ください。

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