2020/03/10
【静岡】「エクステリアには予算が回りませんでした」「その後どうなる?」排水計画・外構・舗装

本体工事に比べてなおざりにされる外構・エクステリア工事。「エクステリアには予算が回りませんでした」はエクステリアあるある。「比較をすれば一目瞭然!」雨の日に舗装部分と未舗装(排水工事していない)部分を見比べるとわかる「その後どうなる?」。
エクステリア工事をしないとどうなる?
フェラーリさんの新築お引越し当日は生憎の雨。
お祝いに駆けつけた僕が目にしたのは未舗装部分(まだ排水や舗装がされていない場所)がプールのように水が溜まりぬかるんでいる様子。
フェラーリ様邸といえば「カーポート&透水性コンクリートは1日で施工できるのか?タイムアタック」に場所を提供してくれた現場だ(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/1pt2_1.html)
建物を見て左手は構築路床、路盤、透水性コンクリート舗装の施工が完了している。
ただ、冒頭写真のように右手側は手付かずのままにされている。
そのため、プール・ぬかるみ状態となっている(今後整備予定)。
一方の透水性コンクリートが舗装されている駐車場(左手)は見ての通りまったく水たまりになっていない(※雨降ってます)
もっと寄って撮影。
結構な土砂降りだがまったく水たまりが発生していない。
右手側はあんなにプール状態になっているのに、左手(透水性コンクリート施工済み)側はまるで晴れの日の地面。
雨が降っているのそれと知れるのはカーポートがかかっているところが白く乾いているから。
カメラでは降雨の水滴は捉えることはできないが相当の雨の中撮影した。
未舗装
舗装
比較をすれば一目瞭然!
新築計画の時に常にエクステリアはなおざりにされる。
本体工事にはいろいろ気も使う。
キッチン、内装、バス、トイレ、普段生活する上で最も身近なあれこれには予算も付きやすい。
あれこれ欲張った挙句、
「エクステリアには予算が回りませんでした」
は新築あるある。
エクステリア資材の1つである透水性コンクリートの普及に携わっていて感じることだ。
その結果どうなるか?
フェラーリ様邸ほど如実にその結果を示す現場はない。
キッチン、内装、バス、トイレ、確かに毎日過ごす場所だろう。
日頃目に触れる。
やっぱりお金をかけたいというその心理はよくわかる。
雨の日は外に出たくない。
その気持ちもよくわかる。
けれど、雨でもどうしても外出しなければいけないことってあるよね?
その時玄関先が、
こんな状態だったら家を出た途端に帰りたくなる。
雨の日にこそわかるエクステリア・外構工事の重要性。
手付かずのままにしておくと玄関先は水浸しのぬかるみのプール状態。
今回のフェラーリ様邸は今後見学会などの会場として提供していただく代わりに順次透水性コンクリートで舗装される予定だ。
また、それ以外の外構部分についても今後DIYの実験場所として提供してもらう。
生コン屋さんで手に入るあれこれがいかにDIYに向いているかを検証していく。
(生コンマッチング:https://www.nr-mix.co.jp/diy/)
新築工事の時についついなおざりにされてしまうエクステリア・外構。
その日を迎えるまで気づかない「エクステリアの重要性」。
「エクステリアには予算が回りませんでした」
「その後どうなる?」
フェラーリ様邸の新築祝いでその現実を目のあたりにすることになった。
(私信)
フェラーリさん、素晴らしいご自宅ですね!
日本に来て10年以上が経ちました。
いろいろあったけどこうして素晴らしい自宅と家庭を手に入れたことを僕は心より祝福します。
これからも共に人生を楽しもう!!
宮本充也