2020/05/08
【岡山】「製造・施工をできるようになっておく」

岡山。今後当水性コンクリートの拡大を志向してまずは試験的に自宅60m2の土間コンクリートにドライテックを採用し2日に分けて施工。生コン屋さんや施工者にとっての透水性コンクリートというチャンス。
製造:角田興業、施工:DIY(60m2、100mm厚、4名、2日)
⚫︎関連記事:https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/diy_32.html
60m2を生コン屋さんがDIY(試験施工)
施工 Before。
角田興業では昨年より透水性コンクリートドライテックを新規事業として捉え岡山笠岡地区を中心に製造・販売を始めている。
角田興業のHP:https://kakuda.co.jp/
同社関係者の自宅土間コンクリートに試験的に施工することで全社的にドライテックを体感・理解しようという趣旨だ。
施工開始。
トンボ(レーキ)で材料を均して行き平坦性を確保する。
プレートコンパクタで転圧して完了、これで仕上げとなる。
そしたらまた次のスパン(施工箇所)に材料を敷設(ふせつ)して、均し・仕上げの繰り返し。
施工After(トップコート施工済み)。
写真提供は角田興業。
生コン屋さん(施工はプロではない)だって施工できるDIY可能な透水性コンクリート
こちらは去年撮影した「初心者女子だけでドライテック施工」動画。
思えばこのあたりから「え?そんなに簡単に施工できるの?」という反応が増えてきたように思う。
昨年12月立て続けに発生した一般人による透水性コンクリート施工実績(DIY)に呼応して製作された透水性コンクリートDIY施工マニュアル。
こちらはなんとリリース1ヶ月で5000回視聴を突破している。
それだけ透水性×DIYに関する世間の関心の高さが窺われる。
生コン屋さんは生コン製造のプロであって施工はプロではない。
素人とまでは言わないけれど、施工に関しては毛が生えた素人程度でしかない。
それでも、この仕上がり。
なお、角田興業のように「自分で施工してみるか」というところまで忙しくてできません!という製造者向けにはドライテックサンプルを別途準備している。
こうしたドライテックサンプルを工場の試験室の前とか目立つところに置いておけば、生コン屋さんを訪ねるのは大抵施工者。
「え?水を通す土間コンがあるの?」
なんつって採用を検討してくれるはずだ。
⚫︎参考記事:https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_464.html
今、生コンポータルでは沸騰するネット経由の問い合わせに対応すべく供給体制の構築を急いでいる。
もし少しでも透水性コンクリートに関心を持ってくれる、
⚫︎施工者
⚫︎製造者(生コン工場)
がこちらを見ていらっしゃるのなら、迷わず連絡してほしい。
集客はこちらでやる。
庭コンや、エクスショップを始め、ネットサービスに問い合わせを寄せる全国の一般の方は後を経たない。
「製造・施工できるようになっておく」
今急速に拡大しつつある「透水性コンクリートに興味があるんだけど」という市場からの声。
未だに残念なことに「やったことないのでできません」と断るばかりか「わだちができるし強度も低いです」なんて嘘・出鱈目を施主に説明するけしからん向きもあるようだ。
嘘や出鱈目を言われて傷つくけれど、そんな僕たちにできることは引き続き情報発信。
当事者の僕たちは「数年後に土間コンクリートと言えば透水性コンクリートになっている」と実感しているのだ。
携わる方々には安心して取り組んでいただけるように整備をしていきたい。
宮本充也