2020/05/09
【岐阜】「目詰まりで失われた透水性は復活するのか?」高橋功二・宇部小型チャンネル

マイクを片手に喋り出すYoutuber、高橋功二。岐阜は宇部小型生コンが擁する鬼才は人知を超えたスピードで成長し始めている。「目詰まりで失われた透水性は復活するのか?」。よくある質問。
高橋功二の「目詰まりしたドライテックの回復実験」
「宇部小型チャンネルをご覧の皆様。お世話になります」
なんで、マイクを持ってるんだろう。
きっと誰もがそう思っていることをしってか知らずか、高橋功二の説明は淀みなく続く。
もはや透水性が失われるのか、それとも回復するのかなんてどうでもよくなってしまったのは僕だけではなかろう。
⚫︎参考記事:宇部小型生コン【高橋功二】という衝撃は【岐阜】の地面を駆け抜ける
これから一体何が起きるのか。
否、透水性が失われるとか、それが回復されるとか、そんなことではない。
高橋功二という衝撃はどのように日本の地面を駆け抜けていくのだろうか。
僕は再生される動画には目もくれずそんな事ばかりを考えていた。
ようやっと動画の内容が入ってきたのは12回ほど繰り返し再生した頃のことだった。
「検証スタート」の号令に合わせて(ちょっとフライング気味で)生コン車が動き出したのは偶然なのかヤラセなのか。
「やりすぎ」
目詰まりというか、「土てんこ盛り」にされた透水性コンクリート。
よくある質問で「目詰まりで失われた透水性は復活するのか?」というのは確かに多いけれど、これは目詰まりの域を超えている。
チャレンジャー高橋功二の自信なのか、それとも単に愚かなのか。
天才とは紙一重とも言う。
じっくりとその後の展開を注視したい。
土てんこ盛りの上に水をかけている。
もちろん、透水性は失われている。
透水性コンクリートの水を通すための空隙(隙間)はみっちりと土で閉塞してしまったことだろう。
透水性回復のための洗浄開始。
なんと、高圧洗浄ではなくて、普通のホースの水。
こんなんで透水性が復活するなんか聞いたことはない。
洗浄作業終了。
てんこ盛りだった土(泥)が脇に流され表面は一応きれいにはなっているがこれで透水するのだろうか。
なんと、普通に透水性が回復している。
改めて気づいたが、なんという驚異の透水性なのだろう。
その答えは、「できる!」(ガッツポーズの後左手は頬を掻く)。
その答えは。。。世界のタカハシ!!
驚異の透水性と耐久性はコンクリート固有の性能
WEBでよく見かける半プロのみなさんはよく、
「透水性なんて何も新しい物ではないよ。雨の日の高速道路で突然音が静かになる道路経験したことあるでしょ?あれも透水性舗装」
とわかったような説明している。
一般にはアスファルトもコンクリートも同じようなもん。
それは仕方のないことかもしれないが、本当は全く違う物。
似て非なる物。
確かにアスファルトにもコンクリートにも「水を通す」性能のあるものはある。
ただ、アスファルトの透水性は期間限定。
なぜなら、アスファルトは石油由来(有機物)であるため、
⚫︎たわみ
⚫︎わだち
⚫︎空隙つぶれ(アスファルトモルタルによる閉塞)
により、使用期間が長くなると透水性は外来の物質(砂埃とか土とか)ではなく、内在的な要因で潰れてしまう。
隙間が詰まるのではなく潰れてしまったのであれば、その透水性は回復できない。
一方のコンクリートは無機質(Si, Ca)。
言ってみればガラスや石の仲間となる。
ガラスや石は、たわんだりしない、わだちになることはない、よってセメントモルタルによる閉塞は考えられない。
つまり、空隙潰れは起きない。
だから、その透水性は恒久的なものとなる。
透水性コンクリートの透水性は期間限定ではない。
仮に外来物質によって空隙が詰まってしまったような時にも高橋功二が示したように回復可能。
「できる!」
である。
にしても、宇部小型チャンネル。
ここにきて強大なライバル出現と言っていい。
なにせ、タレント高橋功二がついている。
生コンポータルではこのところ動画に力を入れていたのだが、その役割を後進に譲る時期がこうも早く訪れるとは。
松本人志が登場し漫才の道を譲った島田紳介の心中はこのようなものだったのだろうか。
もう少しYoutuberとして人気を博したかった。
それももう夢と消えてしまったようだ。
Youtuber高橋功二伝説が始まる。
次回は「コンクリート駐車場とドライテック駐車場の違いが誰でもわかる」を予定している。
もう、目が離せない。
高橋功二という衝撃は岐阜の地面を駆け抜ける。
宮本充也