2020/05/29
【長野】「雨・雪で道路に土を引っ張ってしまう」「雪かきが面倒なので平らにしたい」後半

長野県佐久市。「雨・雪で道路に土をひっぱってしまう」「雪かきが面倒なので平にしたい」「水たまりがない様にしたい」という希望により透水性コンクリート採用。
製造:竹花組 佐久チチブ生コン工場、施工:エクスショップ(83m2、100mm厚、6名、3時間)。
⚫︎前半:https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_1142.html
雪かき、ぬかるみ、水たまり、雑草一挙解消
施工Before。
前半の昨日は地盤のすきとりと残土撤去、路盤までを完了させている。
いよいよ本番、透水性コンクリートの施工に移る。
施工開始。
生コン車から直接荷下ろし(これは通常の土間コンではワイヤーメッシュがあるから絶対無理!)の後ろについて均しと転圧が続く。
止め枠で施工フロント(幅)を広くしすぎず施工することで少人数の施工を可能としている。
透水性コンクリートの特徴として止め枠をその日転圧直後に外して写真のように突き合わせ目地にすることができる。
これは土間コンクリートでは絶対にできないことだ。
83m2施工完了。
6名で3時間で施工終了。
これが土間コンだとしたら夕方、暗くなるまでせっせと仕上げ作業をしていることだろう。
雪かき、ぬかるみ、水たまり、雑草から一生解放される
積もった雪はそのまま散水して溶かして仕舞えばいい。
その水は路面に留まることを知らないため夜間凍結することもない。
ぬかるんだりすることもなければ、水たまりで悩むこともない。
真っ平らなその地面はコンクリートだからシリカやカルシウムが主成分。
ガラスや石の仲間だから変性することことはない。
輪ゴムやポリバケツの仲間のアスファルトのようにワダチになったり油や熱で溶けてしまうようなこともない。
コンクリートは人工石材。
人の手は介在しているけれど自然素材。
代が移っても足元を支える。
エクステリア資材販売日本一エクスショップの波に乗って今や透水性コンクリート「ドライテック」は日本の地面の当たり前を変えようとしている。
日本の景色を変えようとしている。
日本の自然環境をも変えようとしている。
そのことで人が苦しむ必要はない。
縄文人の暮らしに立ち返る必要なんかない。
豊かで便利な暮らしと自然調和は対峙しない。
コンセプトとテクノロジーが対立を超越し統合していく。
今僕たちものづくりの担い手が作るべき価値は自然と人が調和する世界を具現化する製品。
透水性コンクリートはロハスで高機能の次世代の土間コンクリートだ。
宮本充也