2020/07/03
【岐阜】「今回はハンドガイドローラを用いて不陸対策!」宇部小型生コン・野々建・高橋功二

高橋の宇部小型チャンネルが更新されていた。もはや、高橋で伝わると思う。天才、鬼才、異才、あらゆる接頭語が彼の前ではすぐに陳腐化してしまう。時代は高橋をなぜ出現させたのか。岐阜の透水性コンクリートは高橋とともにスケール中。
製造:宇部小型生コン、施工:野々建設(20m2、100mm厚、3名、1時間弱)。
今回はハンドガイドローラーを用いて不陸対策!
高橋が送る宇部小型チャンネル久々の更新に固唾を飲みながら視聴した。
お馴染み高橋のオープニングから始まる。
ドライテック打設〜完成までを撮影。
施工スタート。
役物(ます)周りは施工しづらい箇所であるため先行。
役物が集中している場所はプレート転圧が効かないため、タンパであらかじめ転圧をまめにしておく。
敷設と均しが終わった後をプレートコンパクタは追いかけて転圧していく。
そして今回は念入りなことにハンドガイドローラで不陸(凸凹)対策を施している。
施工After。
透水性コンクリート施工のエキスパート野々建の手により1時間弱で見事完成。
去年から初めて「多数のお問い合わせ」宇部小型生コンの透水性コンクリート
(以下、宇部小型生コンのLINE公式アカウントより引用)
弊社が去年から取り組み始めたポーラスコンクリート、ドライテック。
色々ご縁があり、ここのところ多数のお問い合わせを頂いております。
先日納入、施工させていただいた岐阜市某所の現場の様子です。
比較的短時間で施工が終わります。
お庭の土間コン、選択肢にどうですか??
https://youtu.be/pR4ZKxxB_W0
#ドライテック
#宇部小型生コンクリート
#生コンクリート
#庭
⚫︎参考記事: 宇部小型生コン【高橋功二】という衝撃は【岐阜】の地面を駆け抜ける
見返せば、去年の3月の出来事だった。
1年とちょっと。
岐阜市の宇部小型生コンでは現在「多数のお問い合わせ」が寄せられているという。
もちろん、高橋功二のパワーによるところが多いだろうけれど、それでも保守的で閉鎖的な産業生コンでたった1年でこうまで変化が起きるのは感動だ。
僕が生コンに入職した時に感じたことだが、
「10年経っても20年経っても変化のない産業」
「練って、運ぶ」
もちろん、周辺(ソフトウェアやら何やら)は進化するのだけれど、本体の生コンは一切変化なし。
プラントの形式も70年前と今とさほど変わってない。
運ぶ車両だってアジテーター車と言って基本はまるで変化なし。
そんな若い才能を潰してしまいそうな変化のない産業でこのたった1年での変化はどうだろう。
インターネットと企業間連携が明らかに変化を生み出している。
20年前と今では産業構造に多少の変化があるように思う。
こうして岐阜の生コン屋さんの情報を瞬時に得られるのだから。
そして、その情報を参考にしてまた別の場所で新しい変化(イノベーション)が起きる。
特定の、例えば大企業の、一方的に作り出した付加価値を消費するだけの世界ではない。
あらゆる人たちがその活動に参画することができるものづくり。
高橋功二と宇部小型生コンの躍進を見ていると毎回胸躍る。
何よりYouTubeコンテンツの演出が堂に入っている。
ものづくりのラストワンマイルが辺境で埋もれることなく見出される時代に僕たちは生きている。
その価値を忘れず上を向いて働きたい。
宮本充也