2020/09/29
【長野】「あなたの努力が、自分のため、そして誰かのためになっていく。」竹花工業・小諸生コン工場

全国各地のパートナーからの透水性コンクリート実績共有の嵐が吹き荒ぶ。昨日共有の群馬に続き長野だって負けてない。ここまでくると今年か遅くとも来年あたりには「透水性コンクリートは普通の土間コン」宣言が出せる?竹花工業(株) 小諸生コン工場の掛川さんの奮闘劇。
製造:竹花工業(株) 小諸生コン工場(担当:掛川直樹)。
《透水性コンクリートは普通の土間コン》宣言
全国の生コン(施工)関係者が参加する透水性コンクリート情報共有メッセンジャーグループ。
(生コン関係者であれば誰でも参加できるので問い合わせはお気軽に)
ここで共有される施工現場は全国の生コン工場の参考となりそれぞれの地元に還元される。
ここで共有された内容はまた当ブログで発信され、それは全国の需要家や施工者らの参考となり、一握りは実際に採用される。
その採用された現場はさらにグループで共有され、注意点などは理解され、さらに製品の改善が生まれ、それはまたさらに共有され。
つまり、雪だるまのように、このプロジェクトは成長し続ける。
これが、進化し続ける透水性コンクリート《ドライテック》の秘密だ。
多くの生コン工場(ひいては施工者)の共感を得て、その円は成長し続ける。
ご担当の掛川さんから共有された同社の施工実績。
今年の5月以降順調に毎月出荷されているのがわかる。
昨日紹介した群馬県にも負けない勢いで透水性コンクリートがいよいよ標準的になりつつある様子がわかる。
⚫︎参考記事:【群馬】「4日連続でドライテック出荷しました!」モトキ建材
関東といっても、首都圏の千葉・埼玉・東京・神奈川だけでなく、周辺の群馬(中根さんが活躍されている)や今回の長野(掛川さんから共有)でも生コン工場の積極姿勢のおかげで順調に土間コンクリートの常識が変化しつつある。
現場で使用されずに余った1.5m3/12m2分の残コン(透水性コンクリート)を用いて自社敷地を舗装。
「勾配は、プレートが逃げてしまってとても難しかったです」
こうしたちょっとした感想も、参加しているメンバーそれぞれにとって参考になる。
生コンのプロとして施工者への提案の幅が自然と広がっていく。
仲間たちの活躍に触れることで自分も成長していく。
そんな循環が透水性コンクリートの輪には生まれている。
実際に受注した現場の施工中の様子。
施工中の現場写真の提供をしていただくよう常にうるさく言われているため必死の担当者まさつぐ笑。
今や誰もがスマホを持っている時代だから現場の状況は「やる気次第」で瞬時に全体に共有される時代。
「ドライバーさんたちにも協力していただきながら、取り組んでまいります!」
ありがとうございます。
その状況はまたこうしてブログのような形で発信され、それはきっと必要としている誰かの目に止まり、それは長野県の掛川さんが担当する現場なのか、それとも同じようにどこかの地域で努力している仲間の現場に還元される。
インターネットと企業間連携は循環を生み出し、次第にそれは進化・成長していく。
あなたの努力が、自分のため、そして誰かのためになっていく。
生コンラストワンマイルの視点から考えればこうした現在はまるで夢のようだ。
JIS規格1時間30分の壁。
僕たち生コンは暮らす場所が異なれば互いに交流することはなく、その必要もなかった。
長野県の掛川さんの活躍は、僕やまた別の誰か(生コンラストワンマイル)にとっては永遠に知ることのできないものだった。
産業は縦割り・階層を前提としていた。
生コンラストワンマイル、誰かのめざましい功績や活躍は、仮に見出されたとしても、組合、工業組合、地区本部、中央と1段ずつ上がっていき、その過程でその本来の価値は減衰し、えりすぐられ運の良い一部の活躍が、中央・権威の意向に沿う形で共有される。
その共有だって、一段ずつ下がっていき、生コンラストワンマイルに知らされる頃には「どこかの顔も見たことのない誰かが頑張ってるらしい」という情報となっている。
そのほかの手段もないではないが(コンクリート新聞、セメント新聞、ZENNAMAの会報誌etc)、適時性とはかけ離れたもの。
広告主の意に沿わない情報は掲載されないなどの障害もある。
一方、インターネットと企業間連携が共有するのは、生コンラストワンマイルの生々しい活躍。
その情報はまたどこか別の同じように才能にあふれる生コンラストワンマイルの目にするところとなり、その誰かが起こした奇跡はそのまままた別の地域の誰かがその土地で起こす。
奇跡が奇跡ではなくなっていく。
それが、透水性コンクリート《ドライテック》の真髄なのだと、僕は最近このように思うようになった。
そう、あなたや僕の努力はそのまま埋もれてしまわず、誰かのためになっていく。
そんな時代に僕たち生コンラストワンマイルは活動しているということを考えれば、努力も報われるというものだ。
あなたの努力が、自分のため、そして誰かのためになっていく。
こう考えると、今日、今の仕事がとても素晴らしいもののように思えてくるのだ。
今日も、情報共有、そして発信は続く。
宮本充也