2020/10/02
【大分】「水たまりが発生!」「水がたまらない材料はないか」大分綜合建設

大分市国分新町。駐車場をコンクリートで土間打ちしたが、カーポート下から上がった広場の部分で水たまりが発生!施主からやり直しの指示。施工者にて「水が溜まらない材料はないか」と探した結果、透水性コンクリート《ドライテック》に辿り着いた。
製造:大分綜合建設、施工:不明(7m3/56m2、100mm厚、一輪車3台、2時間)。
「水がたまらない材料はないか」
新設戸建て住宅外構工事。
カーポート奥に舗装された土間コンクリートに水たまりが発生したためやり直しの指示。
「水たまり」
色むら、ひび割れに並び「土間コンクレームあるある」の3大タイトルの1。
数年後には、「土間コンクリートといえば水通して当然」が常識になっているはずだが、今はまだ「土間コンは水を通さない」が皆さん当たり前だと思っている。
⚫︎参考記事:【岐阜】「《え?水通さないの?》そんな土間コンは《ダサい》未来(常識)がやってくる」ヤマジョウ建設・米金商店
僕が「透水性コンクリートが土間コンの常識になる!」と言い張る理由は、「水がたまらない」「クレームが起きづらい(ひび割れ、色むら)」などお施主さん目線の特徴だけではない。
実は、「施工者にとって施工が非常に楽」という点が土間コンの常識になる理由だと考えている。
「まだ土間コンに苦しんでるの?」
挑発的な投げかけは、「一般の方々やDIYerにも施工されている」透水性コンクリートだからこそ。
一般の人がやれるのに、プロの職人が施工できない理由はない。
今回の職人さんは施工3回目のベテランで「タンパ(人力転圧のための道具)は面倒くさいから使わない」と大小のプレートコンパクタを器用に操り施工をする。
「プレート転圧すれば仕上げ終了。他、何もやることない」
これが、透水性コンクリートの施工の簡易性、施工者にとっての最大のメリットとなる。
施工開始から2時間もせずに終盤戦を迎える。
「透水性」を名乗るため、問題となった水たまりはもう完全に解消。
最初から透水性コンクリートにしていればよかったですね。
もう、数年もすれば「水がたまる土間コン」はなくなってしまう。
全国の施工者の皆さん。
もうしばらくの辛抱です。
僕たち全国の生コン工場の有志らでその常識を必ず創造します。
生コン工場の仲間同士で共有するドライテックレポ
久しぶりのドライテックレポです。
大分市国分新町
工場から高速道路利用で1時間30分
遠方ですが涼しくなってきたので遅延剤0.2%
7立米
駐車場をコンクリートで土間打ちしたが、カーポート下から上がった広場の部分で水たまりが発生!
施主様からやり直しの指示
業者さんが水が溜まらない材料はないか...と探した結果、ドライテックに辿り着いたとのことです。
職人はドライテック施工3回目のベテラン
タンパは疲れるから使わん!と、大小のプレートを使い分け、四隅もプレートのみで施工完了
最近、バケット受けやネコ1台受けなど、スピード感のない現場が多く、ドライテックの短時間施工という強みを生かし切れてしませんでした。
今日はネコ3台、7立米が2時間で片付きました!
ドライテックの強みを発揮できるのは、ネコ3台からだなっ( ̄▽ ̄)という勝手な感想です。
(大分綜合建設久鬼さんからメッセンジャーグループに共有されたレポート)
生コン工場に従事する技術者やプロにとってとても参考になる記述が随所にある。
透水性コンクリート《ドライテック》はそうした全国各地のプロ技術者がそれぞれの持ち場で経験することを共有し蓄積している。
とある地域で起きたことは瞬時に全体に共有されまた別のどこかの地域で生かされる。
フィードバックされる。
これが、ドライテックの最大の特徴だと思う。
製品そのものは成分分析すれば分かることだが要は付着強度や施工性確保のために粘性を上げるバインダーを投入しているだけに過ぎない。
要諦は多くの同志が参加して日々高速反復されるバージョンアップ。
そのブランドとしての《ドライテック》。
僕たち生コンラストワンマイルが共同して作り上げた価値。
だから、数年に以内に必ず土間コンの常識を変えると僕は自信を持って言える。
「水たまりが発生!」「水がたまらない材料はないか」
数年以内にはもうこんなトラブルはなくなっている。
1日も早くその世界を実現するために。
仲間たちとの共同は今日も続く。
宮本充也