2020/10/09
【長野】《安さの理由》「時間がかからないから、その日に次の段取りに移れる」アルガーデン・大和興業

長野県伊那市。一般住宅の駐車場に施工。「これ、楽でいいです(土間コンに比べて)」「今後は全部、透水性でやりたい」「長靴を履かないでもできるのがいいですね」「時間がかからないから、その日に次の段取りに移れるのがいいよ」 。(二見メンバー報告)。
製造:大和興業、施工:アルガーデン(15m2/3.25m3、200mm厚、2層打設、2名、2時間)。
Time is money《安くなる理由》
今回初出荷となる長野県の大和興業での製造、そして施工。
立ち会いには生コンポータルから二見メンバー(最近ドライテックの施工指導員として活躍中)が駆けつける。
以下は、二見メンバーからの共有。
プラントにて、製造指導。
1.75m3+1.5m3の出荷を2台、連続練り。
配合の確認、F材の投入、性状の確認等、
プラント職員、運転手、マルトシ産業職員と共に実施。
水分が多い時、少ない時の対処法、
ドラム回転の停止、などの説明も行いました。
練りの確認後、生コン車と共に現場到着。
現地にて、施工者立ち合いのもと、性状試験を実施。
施工厚20㎜、2層打ち。
面積<2.5m×6m>、小型車2台で<3.25m3>
ここでも、全体の段取り、
施工の流れ、転圧のタイミング等を指導。
まさつぐと違って、現場の様子がありありと伝わってくる。
まさつぐに対して思わず、「(担当)チェンジでお願いします」と言ってしまいそうになる。
施工箇所は駐車場。
長野県でも伊那市は寒さの厳しい地域のようだ。
凍上対策として通常では100mmで十分の版厚を今回は200mm(2層)で施工しているのが特徴。
⚫︎参考記事:「凍上(とうじょう)について詳しく解説」ドライテック【透水性コンクリート】のメリット&デメリット\話題の素材/(補足と回答 #2)
施工も終盤戦。
敷設された材料をトンボで平坦に均したら端部はタンパで、それ以外はプレートコンパクタ30kgタイプで転圧したらそれだけで終わり。
通常の生コンを用いた土間コンクリートと違ってその後のブリーディングや金鏝仕上げがないから仕事はたったの2時間で終わってしまったようだ。
この表面に見える隙間(石と石との間)から水が抜けていく。
だから、どんな雨が降っても路面に滞水することはない。
雪解け水だって滞水することはないから、夜になって凍結なんてこともない。
現場の声としては以下の通り(二見メンバー報告)。
「これ、楽でいいです(土間コンに比べて)」「今後は全部、透水性でやりたい」「長靴を履かないでもできるのがいいですね」「時間がかからないから、その日に次の段取りに移れるのがいいよ」
「時間がかからないから、その日に次の段取りに移れるのがいいよ」
未だに法外な値段を「知らないと思って」施主に突きつける不届きな施工者が後をたたないようだが(また、別でTwitterの記事をフィーチャーしたいと思う)、透水性コンクリートは「お高くて手が届かない」ようなもんじゃない。
その理由は、ワイヤーメッシュ不要、排水設備の軽減などいろいろある。
ただ、最たるものは「時間がかからない」となっている。
素人さんにもわかりやすい説明を心がければ、
「土間コンと言っても、事前に地盤を掘削したり、路盤を施工したり、ワイヤーメッシュ、型枠と言う事前工が必須になる。そしてこれにはやはりおよそ1日近くかかる。とても1日がかりの土間コンをそこから施工することはできない」
これが、答えとなる。
土間コンクリートの場合施工人員が拘束される時間は2日間となる。
逆立ちしたってダメだ。
絶対にかかる。
一方の透水性コンクリート。
今回も「2時間」とあるように、驚異のスピードで全てが終わる。
掘削、路盤、(ワイヤーメッシュは要らない)、型枠、など事前工を終わらせたら、その日のうちに土間コン(透水性コンクリート)を仕上げてしまって終了(1日)。
「時間がかからないから、その日に次の段取りに移れるのがいいよ」
Time is money.
つまりそう言うことなのだ。
法外な値段の見積書を突きつけられている一般の方々よ。
どうか、このブログを発見したら見積もり依頼をかけてむげに断られる前にこのブログを先に見つけて欲しい。
「素人がDIYでもできちゃう製品なのにプロのあなたが施工できないはずないですよね?」
先に言っちゃえば、失礼に当たらない。
衝突も起きない。
さあ、ささ、さあ、最初が肝心だ。
お庭づくり。
残念なことだが全員全ての業者さんが善人と言うわけじゃない。
中には悪徳や怠慢も少なからずいる。
そうした連中にイニシアチブを取られる前に。
まずは、先にこうした情報を与えておいてから見積もり依頼に臨むといいよ。
もちろん、生コンポータルも側面支援をいたします。
一生に一度の庭づくり。
どうか後悔しないでね。
宮本充也