2020/10/24
「真尾商店と吉田東光主催で《八王子》透水性コンクリート施工見学会開催?!」

「最近随所で《ドライテック》の話題を聞きますよ」。関東エリアで絶大なる小口生コン供給能力を誇る吉田東光の吉田専務からのご報告。前後して、真尾(さなお)商店(生コン製造)を訪ねた時にも同様の情報が共有される。これまで、点と点だったものが、線になり、面になりつつある。「真尾商店と吉田東光主催で透水性コンクリートの施工見学会開催?!」
なんと言っても日本の情報の発信源は関東!
昨日(2020/10/23)、八王子生コン供給の雄真尾(さなお)商店を訪ねる。
(https://www.sanao.co.jp/company/)。
このところ透水性コンクリート《ドライテック》の関東エリアにおける供給体制の整備が急がれる。
今、普及のボトルネックとなっているのは、供給と施工の体制。
1人でも多くの施工者、1人でも多くの製造者の共感を勝ち得ることで、需要地関東での透水性コンクリート普及を急ぎたい。
応対してくれたのは、真尾邦俊社長と真尾祐介課長。
三十代イケイケの兄弟経営者の勢いに触れた。
そんな中で吉田東光の話題になった。
ちょうど前日、僕は半年ぶりに吉田東光の今や専務取締役に就任された吉田哲久(ノリヒサ)さんとお会いしていた。
吉田東光といえば、関東小口生コン供給の雄。
仕入れ先生コン工場は同エリアで400を数え、取引先顧客もゼネコンなど大規模な企業ではなく、1つ1つが小規模な基礎工事業者やエクステリア外構業者を丁寧に対応している。
関東で生コンに携わる人たちとぢかに接して改めて実感したこと。
「最近随所でドライテックの話を聞きますよ」
実業で接する生コン製造者、そして施工者らとのコミュニケーションの中で、15年の歴史を持つ透水性コンクリート《ドライテック》が頻繁に話題になっているのだという。
「どんななの?」
「おたくでも出せるの?」
「吉田東光さんとW主催で透水性コンクリート《ドライテック》の見学会開催しませんか?」
「いいですね!やりましょう!!」
その場即決の気持ちのいい面談だった。
生コンビニプロジェクトに関東の雄が集結する。
⚫︎参考記事: 【東京】「近くて便利で安い!」《生コンビニ》キックオフミーティング 2020/10/30・エクスショップ・丸壽産業・陽光物産
並行して進捗しているプロジェクト《生コンビニ》。
パイロットエリアとして関東地区の生コン工場を商物流の要衝として捉え、消費者にとってはあたかも「コンビニ」のように生コン工場を再定義するプロジェクト。
このキックオフミーティングが来る10月30日金曜日13:00〜丸壽産業東京支店で開催される。
もちろん、真尾社長や吉田専務もそこに駆けつけてくれる。
流通を司る吉田東光と、フットワークで名を馳せる真尾商店をはじめとする生コン工場の雄らが新しい文脈で有機的に結びつく。
これまでになかった流通が生まれる。
その1つに、「従来土間コンクリート以外選択肢のなかったエクステリア駐車場舗装に、新たな選択肢としての透水性コンクリート」も加えられる。
その実現は、実際にその土地で流通や供給を支えている吉田東光や真尾建材らの力添えあってこそ。
いよいよ、構想に魂が吹き込まれ、新たな商物流が生み出されようとしている。
これまで、点と点だったものが、線になる。面になっていく。
15年を振り返ると感慨も一入。
数百、数千もある生コン工場を総当たり。
「砂漠で砂金を探す」
途方も脈絡もない、出口の見えない活動。
透水性コンクリートの供給に協力してくれる生コン工場との折衝の日々だ。
15年を経て、「最近随所でドライテックの話を聞きますよ」なんて当たり前のように耳にする。
当たり前ではないことは誰よりも僕たちが知っている。
激変と言ってもいい。
これまでの流通で互いに分離・分断されてきた辺境の生コン製造者や施工者。
それらが、共感をベースとした人脈で結びつき始める。
透水性コンクリート《ドライテック》の今を表現すれば、そういうことなのだと思う。
「砂漠の砂金探知機をゲットした」みたいな気分だ。
「真尾商店と吉田東光主催で透水性コンクリート施工見学会開催?!」
関東本格的な供給体制確立の第一弾は真尾商店からとなる。
今後、生み出されたこのご縁により見学会は頻発されることになる。
まずは、需要地関東から。
点と点を線に、そして、面に。
この歩みを確実なるものにして、一気呵成に舗装の常識を塗り替えていこう。
自然と人が調和する世界を創造するコンクリートテックが本当に舗装の標準になるためには。
真尾商店や吉田東光のように、実際にその土地その現場で価値を提供している実践者たちの活躍が必要不可欠だ。
宮本充也