2020/10/30
【神奈川】《リフォーム》「とにかくお家まわりの草取りが嫌だ」益田工業、都屋建材

神奈川県川崎市。リフォーム案件でも透水性コンクリート《ドライテック》は頻繁に採用される。長年の懊悩、「とにかく家まわりの草取りが嫌だ」に終止符を打つ。それでも、「大地に蓋をしない」舗装は、大地の呼吸を止めない。自然の循環を阻害せずに、暮らす人の利便性も担保する。
製造:都屋建材(都築晋也)、施工:益田工業(担当:益田修次、30m2、80mm厚、3名、3時間、庭コン登録)。
施工動画
とにかく家周りの草取りが嫌だ
施工Before。
家周りのリフォーム。
入り組んだ犬走。
暮らしている人にしかわからない。
舗装をして仕舞えば、自然の循環を止めてしまうようで忍びない。
だから、新築した時にはそのまま舗装をせずにしておいた。
住宅地を歩いていてもそんな戸建て住宅をたくさん見かける。
ただ、現実は過酷だ。
春になれば芽吹く雑草。
夏から今頃の季節にかけてまでたくましく繁茂する雑草。
「防草シートに砂利敷き」
耐えかねて途中比較的安価な方法で彼ら(雑草)を始末しようとする。
過酷な現実は続く。
奴ら(雑草)は劣化した防草シートを突き破ってたくましく繁茂を始める。
いたちごっこだ。
長年の懊悩に終止符を打つ唯一に見える方法。
コンクリートで大地に蓋をする(土間コンクリート)。
自然の循環を止める。
そんな施主のためらいに現代にはソリューションがしっかりとあることを僕たちはもっと強く発信していかねばならない。
透水性コンクリート。
大地に蓋しない舗装。
もちろん、コンクリートのように雑草の繁茂を根本的に防ぐ機能を持ちながらも、水や空気の流通は阻害しない。
家周りのもう一方の懸念事項「水はけ」の問題はない。
排水設備の不要な舗装だ。
さらに、写真からも分かるように施工は比較的簡単にできる。
何せ、一般の方がDIYに挑戦できる施工性だ。
土間コンと違って、余剰水の乾き待ちや金鏝仕上げという手間や時間や特殊技能を要さない。
そのため、施工者にとっても優しい舗装ということができる。
それは、最寄りの生コン屋さんから届く。
生コン屋さんは施工者にとってはコンビニのように非常に身近な存在。
生コンのように届く透水性コンクリートは「知ってさえいれば」とても便利で助かる材料。
トンボやプラゴテのような道具で平らに均された材料は素人でも扱えるプレートコンパクタ(30kgタイプ)で転圧すれば終わり。
プレートは最寄りの建機レンタル屋さんで数千円で入手できる。
その上は土間コンと違ってスニーカーで歩くことができる。
だから、長靴など大仰な装備はいらない。
「ちょっとそこのコンビニへ」
といった軽装で施工ができる。
施工After。
入り組んだ30m2を3名で3時間で完成させる。
土間コンなら朝から始めて真っ暗になっても金鏝仕上げをしているところだ。
そして、昔年の施主の応能はこれでピリオドを打つことになる。
どんな雨が降っても地面はどこにも水たまりを見ることはない。
自然と人が調和する舗装、透水性コンクリート。
少しずつ、少しずつ、この舗装がエクステリアや外構、あるいは建設の「当たり前」になりつつある。
最後に。
どうでもいいことを書いてブログを締め括りたい。
このところのまさつぐの報告が雑だ。
毎度僕のブログは現場に立ち会ったまさつぐ(担当)のメッセンジャーグループでの共有をベースに作成される。
このところのまさつぐの報告が雑でイライラしている。
この文章を一瞥するに賢明な読者なら気づくだろう。
「とにかくお家まわりの草取りが嫌なので」
という一行しかブログの材料がない。
この一行と写真のみで上記のようななかなか長文のブログをこの僕は毎日書き上げているのだ。
我ながら天才かと思う。
自分をたまには褒めたい。
このところお孫さんができたということで多少緩みが出てきたのかもしれない。
⚫︎参考記事:祝!!ドライテック担当者《まさつぐ》にお孫さん誕生!!!!
そろそろ刺激の入力が必要ということなのかもしれない。
というわけで(?)、自然と人が調和する世界を具現化するための活動はなかなか一筋縄ではないという舞台裏を紹介して筆を置くことにする。
宮本充也