2020/11/12
【東京】「巨匠《隈研吾》登場!東洋大学赤羽キャンパス《ドライテック》」前田道路・岡庭建材工業

先月より始まっている東洋大学赤羽キャンパスに採用された透水性コンクリート舗装工事になんと日本を代表する巨匠隈研吾が登場。廃レンガを花びらのように散らした特殊な仕様を視察した隈研吾にタイミングよくGD賞金賞(経済産業大臣賞)を受賞したドライテックはどのように映っただろう。
製造:岡庭建材工業、施工:前田道路。
隈先生!おかげさまでGD賞金賞(経済産業大臣賞)受賞しました!
東洋大学赤羽キャンパス外構工事は先月から透水性コンクリート《ドライテック》の舗装工事が始まっている。
⚫︎参考記事: 【東京】《隈研吾》「東洋大学赤羽キャンパスがいよいよ始まった」前田道路・岡庭建材工業
ちょうどタイミングよく工期内にGD賞金賞(経済産業大臣賞)を獲得することができた。
巨匠に選ばれたドライテックは名実共にGD賞金賞だ。
(年内一杯はGD賞押しで行くので我慢してください)。
施工After写真(フッコー中込さん共有)。
廃レンガを花びらのように散らせるアイディアはフッコーが協業している大和窯業とのコラボ。
本来ゴミ、産業副産物になってもおかしくない廃レンガを破砕しさながら花吹雪のように散布する。
見た目が美しいだけではない。
廃棄物の有効利用というストーリーが隈研吾のお眼鏡に叶った。
そして、GD賞金賞(経済産業大臣賞)の栄誉を獲得した。
こちらはアスファルトフィニッシャーで施工されているドライテックの動画(フッコー中込さん提供)。
透水性コンクリート、あるいはポーラスコンクリートは舗装の分野では「転圧コンクリート舗装」に位置付けられ、基本的にはアスファルトフィニッシャで施工されることになっている。
このため、今回のように大規模案件だったとしても、人力ではないため、数百m2、場合によっては千m2の規模を施工可能。
GD賞金賞(経済産業大臣賞)もあり、今後こうした大規模案件での活躍も増えるだろう。
何せ、巨匠とGD賞金賞(経済産業大臣賞)がWで認めた舗装材なのだ。
もう、ドライテックを使わない舗装屋とか施工者はもぐり認定に近いかもしれない。
いや、わからない。
それは、言い過ぎのような気もする。
大規模案件にも対応する「大地に蓋しない」奇跡のコンクリート舗装。
ドライテックの最大の強みは、「小口対応」。
これまでの透水性コンクリートのほとんどは、公共物件や大規模案件の建築外構で規模も500m2とか1000m2とか大きなもの。
なぜか?
これまでの透水性コンクリートの多くは特殊コンクリートに数えられ、生コン工場にいろんな負担をかけるものが多かった。
そのため、例えば1m3とか2m3のような小ロットに関してはなかなか生コン工場の協力を取り付けることができなかった。
一方、ドライテックの歴史は生コン工場の負担を取り払う歴史と言っても過言ではない。
なるべく面倒なく、しかも、結構利益率の高い。
そんなコンセプトを貫いた。
そのコンセプトに、巨匠隈研吾やGD賞金賞(経済産業大臣賞)も反応したのだろう。
兎にも角にも、これからドライテックは大小交々いろんなシーンで採用されることになる。
大地、地球に蓋しない。
そんなコンセプトはこれから日本中、そしてさらには世界を席巻することになるだろう。
なお、隈研吾先生のお写真は拡散すると叱られるため紹介できず、すみません(フッコー中込さん)。
宮本充也