2020/11/13
「東洋大学赤羽キャンパス《大口出荷》がピークを迎えています!」隈研吾・前田道路・岡庭建材工業

透水性コンクリート《ドライテック》と言えば、名前はそこそこ通ってて業界人なら一度は聞いたことあるけれど、「小さい現場オンリーなんでしょ?」「うちみたいな大型工場はそんな小さいのちまちまやってられないんだよね」みたいな誤解があるようだ。「東洋大学赤羽キャンパス《大口出荷》がピークを迎えています!」
小よく大を制すのが透水性コンクリート舗装
⚫︎参考記事: 【東京】「巨匠《隈研吾》登場!東洋大学赤羽キャンパス《ドライテック》」前田道路・岡庭建材工業
巨匠隈研吾が手がける東洋大学赤羽キャンパスの外構舗装工事が今ピークを迎えている。
関係者らによる生々しいやりとりはメッセンジャーグループで行われていた。
いろいろあった挙句、結局44m3で出し切りで落ち着いた。
44m3は100mm厚で考えた場合およそ350m2程度の規模。
そこそこの大きさだ。
それをたった1日で施工する。
従来の土間コンリートの場合であれば圧送車(ポンプ車)の登場といったところだ。
(それでも、350m2は難しいかもしれない)。
一方の透水性コンクリートは写真にあるようにアスファルトフィニッシャという建設機械が受け持つ。
この機械を使用することで人力作業は軽減され、敷設、均し、締め固め(転圧)がオートメーション化される。
だから、透水性コンクリートの場合であったとしても「大口出荷」はあり得るのだ。
従来の生コンにおける「大口出荷」みたいなやりとりだ。
岡庭建材工業さんの当意即妙な対応もあり、なんとかゲートがあいている時間内に打設を終了させることができた。
(そして、従来の土間コンクリートと異なり余剰水の乾き待ちや金鏝仕上げがないため終了後すぐに帰途につくことができる)。
「小さい現場オンリーなんでしょ?」という誤解。
ぜひ、生コン製造者の皆さんには理解してもらいたい。
「ドライテックは小規模現場に特化した透水性コンクリート」という誤解。
逆なのだ。
小さい現場に特化しているわけでなく、小さい現場は「ドライテックしか」できないのだ。
つまり、大きい現場は誰だってできるってことだ。
そう、ドライテックだって楽勝だ。
この分野は「小よく大を制す」が罷り通る。
エクステリアなど比較的小規模な現場で圧倒的な施工実績を重ねたドライテックはこれから鳴り物入りで大規模現場に殴り込みをかけることになるだろう。
鳴り物って何か?
⚫︎GD賞金賞(経済産業大臣賞)
⚫︎巨匠隈研吾で採用
の、この2つの鳴り物と一緒に殴り込みをかけるのだ。
⚫︎DIYでもできる
⚫︎一般の女性2人でも可能
そして、この2つの実力は圧倒的な施工性を施工者ら(舗装会社含む)に提供できる。
「DIYや素人の女性でも施工できるってことは、プロのあなたなら朝飯前ですよね?」
である。
そんな、大規模現場。
例えば、今回44m3となっていたが、地域にもよるが生コン工場にとっては2.5〜3.5倍の単価で販売もされている。
もちろん、粗利益率も、輸送効率も従来の生コンよりも高い。
つまり、44m3で100m3以上の売り上げと収益を得ているということになる。
全然小口じゃないでしょ?
さあ、それでもまだ誤解しているみなさんはそのまま時代に取り残されてください。
岡庭建材工業さんをはじめ、今や全国430を数える生コン製造者に支えられ、ドライテックは飛躍を始めました。
そして、この生意気をペラペラ書き散らすこの僕も、あなたと同じ生コン製造者。
僕は、生コン製造者が輝くため、つまり、自分がより良くなるため、全力を仕事に捧げてます。
自分と自分と同じような人たちのために自分の全てを捧げる人生を生きる。
これが、僕のミッションステートメントです。
もちろん、自分のため。
でも、そのためには、その前に、自分と同じような人たちのため。
つまり、生コン屋さんのため。
現場ラストワンマイルのため。
これからも全力で仕事に邁進します。
生コン産業が栄光のある場所になるように全力を尽くします。
宮本充也