2021/01/13
【兵庫】「意外となかった?《型枠撤去》などその後のドライテックの取り扱い」

先週ballaholic(outnumber)の皆さんに施工研修を受講いただいた加古川教習所(まさつぐ命名)、本日は型枠撤去、段差擦り付けの様子を写真と短編動画(縦)で現地から共有。施工中の記事は充実してるけど、「意外となかった?型枠撤去などその後のドライテックの取り扱い」に関する記事。
⚫︎参考記事: 「バスケブランドballaholicのドライテック施工研修 in 加古川」ストリートバスケブランド《ballaholic》との協業 #15
ドライテックは打設したら終わりではない
前回(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/ballaholic_in_ballaholic_15.html)施工した場所の型枠撤去と段差擦り付け作業の様子。
SUMMERHILL奥川さん、泰慶石原さんのコンビが現地に本日(2021/01/13)赴きいわゆる「後片付け」を行なっている。
短編動画撮影も抜かりない笑(SUMMERHILL奥川さん共有)。
ドライテックは打設(材料を敷設して、均して、締め固めて仕上げる)で終わりではない。
その後は、型枠を撤去したり、直角になってしまっているドライテックの端部が欠けたりしないように残土(現場発生土)などで擦り付けたり、後工程もきちんと待っている。
こうしたことをきちんと終わらせて、ドライテックは完成となる。
まあ、通常はドライテックはお庭の全体の工事の一部として施工されるので、その辺はあまり意識されないのだけれど。
単品で施工する場合は後工程もきちんと意識しておいた方がいい。
DIYなら必須だ。
初めて施工!ballaholicの練習はどうだった?
たった2人で初めての施工に挑戦したバスケアパレルブランド《ballaholic》。
結論から申せば、「及第点」。
しっかり平らだし、目立った飛散もなかった。
ただ、次回合宿(2021/01/14)につながるいくつかの気づきがあった。
こちら、ぽつぽつと一部白く変色している。
これ、「白華(はっか)」「エフロレッセンス」と言って、コンクリート内部のカルシウム分が表面に析出してしまっている現象。
乾燥し、時間の経過とともに褪せてはいくけれど、施工直後に指摘されるケースがある。
多少のエフロレッセンスはコンクリートである以上仕方がないことであるため、水が移動しやすい場所や滞水しやすい場所については発生の懸念があることはあらかじめ説明される。
「手前の白華したところは、少し砕石が足りてなくて土っぽい部分を固めた上にドライテックを敷いたように思います。それで水が浸透せずそこに溜まって白華しやすい状況になっていたのか...滅茶苦茶勉強になります」
は、アウトナンバー小野田さん(代表取締役)のコメント。
まさに、その通り。
採石が足りなくて、土っぽい部分を固めた上にドライテックを敷いた。
浸透しづらいところは特に白華現象が顕著だ。
そしてこちら「骨材飛散」「剥離」。
原因は、動画タイトルにもあるように、「転圧が甘かった」あるいは、「材料の水分が乾いた隣接構造物(舗装など)に奪われてしまって(ドライアウト)、硬化不良が起きる」ことによる。
実際の現場ではほんの些細な場所にまで目を配る必要がある。
前回はたった2名で、しかも初めての施工だったため、多少は仕方ない。
無論、補修方法は確立されているので、事後対応も可能。
十分、及第点。
合格だと思います。
補修方法動画マニュアル。
本日ふと気づいたが、ドライテックそのものの施工を紹介する動画はいくらでもあるが、その後の工程をつぶさに紹介はしたことはなかった。
これ、DIYでは特に重要になってくると思う。
しかも、短編動画との相性がとてもいい笑。
毎日1本、YouTubeショート目線の動画(1分以内)を量産することに決めた僕にとってこの分野は好都合なのだ。
今日だけで4本もゲットした。
1日1本以上のペースで2021年は進捗している。
とても気分がいい。
「意外となかった?《型枠撤去》などその後のドライテックの取り扱い」
他、些細な質問でも構いませんので、遠慮なくメールフォームでお問い合わせくださいね。
宮本充也