2021/03/23
【神奈川】「施工者さんからのお便りで分かるドライテックのその後」榎本建設

「地球に蓋しないコンクリート」ポーラスコンクリートの普及推進に携わっていてたまに嬉しいのが採用いただいた施工者さんから寄せられるドライテックの今が分かるお便り。今回は以前よりのリピーター榎本建設さんより前回施工されたドライテックの今が寄せられた。
ドライテックその後
ドライテック関係者が集うメッセンジャーグループでは生コンポータルに寄せられる情報が共有されている。
役目は生コンポータル所属のゆきのさんの仕事だ。
日に多い時には数十件寄せられるあらゆる問い合わせを見事に捌いていらっしゃる。
そのうちのいくつかはこうしてグループで共有されるようになる。
今回榎本建設さんから寄せられたお便りは前回打設したドライテックのその後の写真。
この現場は透水性夫の施工指導員デビュー戦ともなったメモリアル物件でもあった。
⚫︎参考記事: 【神奈川】「建設B2Bにもいよいよインターネットが本格的に到来するようだ」榎本建設・東伸コーポレーション
普段施工実績写真では仕上がり直後のまだ濡れ色(濃いグレー)の状態を紹介している。
完成して数日経つとこのように白っぽく乾いた色になる。
施工には立ち会うが、その後にはなかなか立ち会うことがないので結構貴重な写真である。
榎本建設さんにはこの場をお借りして御礼申しげます。
また、他の施工者さんの中にも施工後の写真を共有できる方がいらしたらぜひお願いしたいと思う。
それらはこうしてブログとして地域と施工者名つきで紹介することで多少のお役には立てられるかもしれません。
ドライテックは白いアスファルト?
人によっては「白いアスファルト」と言う表現をされる場合もある。
ドライテックのでメリットとして「白いアスファルトみたい」をあげる方もいる。
つまり、アスファルト=ダメという印象を持たれているのかもしれない。
コンクリートの専門家の立場から申し上げると耐久性に関してはそれ(アスファルト=ダメ)は正しい見解だ。
ただ、「白いアスファルトみたい」は単に「見た目」だけのことであって、中身がコンクリートであることは変わらない。
アスファルトとコンクリートの違いは、「有機物であるか、無機物であるか」となる。
透水性コンクリートドライテック講座 #1 コンクリートとアスファルト
詳しくは動画に譲るが、アスファルトは有機物。
仲間にはビニル袋やプラスチック(ポリバケツやストロー)あるいはゴム製品などがある。
それと同じ物性の結合材で石と石を繋ぎ止めているアスファルト舗装。
太陽の紫外線や車両や踏圧などの荷重さらには降雨による乾湿の繰り返しという過酷な環境に晒されればどうなるか。
数年、十数年経過したアスファルトの駐車場を見れば明らかだ。
一方、見た目は白いアスファルトに見えるドライテックは無機質。
仲間には、茶碗(陶器)、ガラス、石材などが数えられる。
「茶碗を外に10年置いてたら分解されてパリパリになっちゃった」
とか、
「30年西日に照らされた窓ガラスが溶け始めた」
みたいな話は聞いたことがないはずだ。
これが、コンクリートのアスファルトにはない「耐久性」。
久しく、耐える、性能。
打設後寄せられた施工写真。
引き続き生コンポータルでは、直後から、数年後、十数年後の写真を折にふれて紹介していきたいと思う。
理屈ではわかってても、証拠が欲しい。
物を見たい。
業者名・住所・都道府県別で検索できます。
こちらのマップから見学可能な施工実績を検索できる。
詳細についてはメールフォームでご希望をお寄せいただければご返事いたします。
「施工者さんからのお便りで分かるドライテックのその後」
こうした情報が充実してくればいよいよドライテックはエクステリア土間コンに変わる標準になっていく。
今日も、明日も、引き続き情報発信に励みます。
宮本充也