2021/03/27
「《水たまり》《雑草》《ぬかるみ》対策だけじゃない!《照り返し》にも有効なドライテック」

毎日更新されているドライテックの採用理由のほとんどは「水たまり(排水)」「雑草」「ぬかるみ」といったワードが目立つが、これから迎える夏本番に向けて押さえておきたい「照り返し」対策としてのポーラスコンクリート舗装ドライテックの実力について。
水を撒くとそよ風が吹き始める
(出典:MKプランニング)
土間コンクリートは白い。
打ち放しコンクリートはグレーなのに土間コンクリートは白い理由はレイタンスと言って脆弱な部分が表面に浮いてきてしまうため。
脆弱(ポーラス)な表面であるから数年経てば汚れてしまうというのもあるのだけれど、この「白い」ことから太陽の反射熱は照り返しとなって部屋の中の温度にまで影響を与える。
茹だるような暑さの理由。
このところ寄せられる「照り返し対策」という声。
あまりこれまで意識してこなかったけれど改めて照り返しについて調べてみた。
庭のコンクリートの照り返し対策5選
では、庭のコンクリートの照り返し対策にはどんな方法があるのでしょうか?
・打ち水をする
・植栽で日陰を作る
・オーニングで日陰を作る
・人工芝を設置する
・熱交換塗料を塗る
(出典:家仲間コム)
惜しい。
この人、プロじゃない。
打ち水までかけてるのに、本当に惜しい。
根本的な対策があるでしょうに。
打ち水したってすぐ蒸発しちゃったら意味ない。
きちんと水が抜けていって空隙やセメントペーストの中に保水されて徐々に蒸散することで路面温度がアスファルト比で10〜15度下がったりした方がいい。
それに、土間コンよりも比較的落ち着いたグレー色の方が照り返しも少ない。
人工芝なんか所詮プラスチックだから劣化してダメになる。
ダメになるだけじゃなくてマイクロプラスチックが発生して地球環境に負荷をかけてしまう。
照り返しは防げるかもだけど、プラスチックだから蓄熱作用で熱を持っちゃって夜になっても高温のままだからアスファルトと同じで真夜中寝苦しくなっちゃう。
それっぽいこと色々紹介してるけど、本当に惜しい。
全て、小手先の技なのだ。
そもそも100年前の大地は何にも覆われていなかった。
降雨は遮られることなく植物の根系や地下水系に還元されていた。
大地は呼吸をしていた。
なのに、そこに、蓋してしまったから、いろんな問題が起きた。
照り返しもその1だ。
【静岡】「こどもたちによる《水遊び》はそのまま環境温度の低減という《貢献》に」正蓮寺・しょうれんじこども園 #4
対策の1として紹介されている打ち水は作業ではなくパーティー(レクレーション)。
子供たちがお互いに水を掛け合っている。
園内に子供達の笑い声があふれる。
足元は水たまりとはならない。
写真でもわかるように舗装に吸い込まれていく。
徐々に渇いていくから比較的白い部分と濃いグレーとぶちぶちに見えている。
これは保水している証拠だ。
土間コンと違って溜まった水が蒸散してしまったらおしまいではない。
内部空隙やペーストに保水される。
路盤にも水が浸透する。
その水がスポンジが徐々に乾くように蒸発していく。
気化熱が奪われる。
実際に涼しくなる。
土間コンと違って真っ白じゃない。
照り返しもその分軽減される。
人工芝みたいにプラスチック製品ではない。
茶碗など陶磁器のように熱し易く冷め易い無機質であるため上った温度も秒で下がる。
アゲハ蝶が羽を休めるくらいだ。
無論、土間コンと同様「雑草」「ぬかるみ」も対策できている。
「庭のコンクリートの照り返し対策5選!熱交換塗料が効果的です」
などと分かったようなことを書いているが所詮熱交換塗料なるものを売り込みたいだけって感じだ。
ポーラスコンクリートをいの一番に照り返し対策としてあげないことはいささか許されない。
顧客のことを真剣に考えてない。
しかも、熱交換塗料も所詮塗料。
石油製品。
樹脂。
劣化したらまたしてもマイクロプラスチックが発生してしまう。
むしろ照り返しがいやなら本来は「舗装しない」という選択肢を最初に挙げるべきだろう。
その上で、草むしりやぬかるみが困りますねってことになって、それならポーラスコンクリート(ドライテック)ですねという流れになるのが自然だ。
それが1級(造園・建築・土木)施工管理技士をもち、コンクリート主任技士・診断士を保有する、自然をこよなく愛する、最近では野鳥とDIYをFacebookグループで眺めるのが趣味の宮本充也の見解だ。
そんじょそこらの学術的裏付けもない単なるライターの見解など所詮裏側に我田引水、自分のところのプロダクトを売り込みたい、あるいは施工者とマッチングさせて陰で費用請求したい思惑があるので注意が必要だ。
騙されてはならない。
いよいよ春ですね。
うかうかしているとあっという間に夏ですよ。
今年も茹だるような灼熱地獄で楽しくもない庭ライフを無理してエンジョイするのでしょうか。
最近じゃリフォームでもずいぶん活躍するようになったドライテック。
これは、売り込みではありません。
営業一筋20年のこの僕がそんな見えすいた売り込みなど断じてしない。
数字なら間に合ってます。
ただ、庭ライフを全然エンジョイできてない人々がとても気の毒だから仏の心で教えて差し上げているのです。
照り返し対策はドライテック一択。
それ以外は、偽物。
水を撒くとそよ風が吹き始める。
本当です。
再び夏がやってきます。
今年もしょうれんじこども園では園児たちの健やかでかわいい笑い声が聞こえてくるのでしょう。
そんな幸せをあなたのお庭にもお届けして差し上げたい。
水たまり、雑草、ぬかるみ対策だけじゃない!照り返しにも有効なドライテック。
今年こそ素敵な庭で過ごそう。
宮本充也