2021/04/02
【静岡】「今年も雑草に苦しむの?犬走りに選ばれる理由」大和ガーデン

静岡県三島市。住宅外構の全域、家の周囲(犬走)をぐるりとドライテックで舗装した。広い箇所は一輪車で運べたが、狭い所はそこからバケツリレー。
製造:長岡生コン、施工:大和ガーデン(40m2、100mm厚、4名、3時間)
バケツリレーでドライテック
施工Before。
家の周囲ぐるり全域をポーラスコンクリートドライテックで舗装。
一輪車で入れるところまで運んで、狭いところはそこからバケツリレー。
これ、もし普通の生コンによる土間コン舗装だったとしたら大変だ。
ドライテックと違って生コンは液体・流動体なので飛び散る。
飛沫で肌や衣服が汚れる大変な作業だ。
密度もドライテックは2.0に比べて生コンは2.4だから、20%ほど重い。
(20%はそのまま水を通すための空隙)
敷均してからもさらにブリーディング待ちや金鏝仕上げなど作業が嵩む。
ドライテックならその手の無駄な時間は一切かからずタンパ、プレートコンパクタで転圧(締め固め)るだけで仕上げ完了。
施工After。
凝った庭だ。
水はけも解消され、草も生えてくることもない。
北側の犬走りなどコケ・カビが生えやすい箇所もすぐに乾くからいつまでも新品のように綺麗だ。
一輪車はおろかプレートコンパクタも入れないほどの狭い場所であるためメンテナンスも行き届かない。
水を通しいつまでも衛生的なドライテックにしておくことはとても有効。
防草シートと砂利敷きとどう違うの?
ドライテックが世間に認知され今のように普及する以前の犬走りの定番は防草シートと砂利敷きだった。
凝った庭では特に防犯砂利などのような踏むと音が出る製品が採用されたりもする。
値段もコンクリートを施工するよりはもちろん安い。
砂利も防草シートも水を通すから水はけも改善される。
じゃあ、防草シートと砂利敷きでいいじゃん、ということになりそうなところだが、実際のところ住み始めてみると結構あれこれ面倒が生じる。
まず、砂利は砂利だから、動く。
散らかる。
寺社仏閣の周囲に敷設されている砂利は定期的に補充されているのをご存知だろうか。
寺の人もわからないそうだが、いつの間にかなくなるんだそうだ笑。
それは、砂利がコンクリートのように固定されていないから。
歩けばジャリジャリ音がして動いてる。
子供でも生まれでもしたら子供はじっとしてくれはしない。
「子供が石を投げてお隣の高級車に傷をつけてえらいトラブルになりました」
そんな理由で砂利敷きをやめてドライテックにする方もいたくらいだ笑。
笑えないか。
さらに、防草シート。
期限がある。
シートというからには樹脂、プラスチック製品だ。
劣化する。
⚫︎参考記事:「防草シートって意味あるの?」 下を向いて歩こう #4(埼玉県桶川市)
つなぎ目から草が突き出してくる。
これなんんか、もう、防草シートの面影すら見えない。
草むらだ。
ドライテックはポーラス"コンクリート"というくらいだから、無機質、劣化しない、シートのようにやわじゃない。
がっちり強固に固められながらも、地球に蓋しない。
だから、水はけも問題ない。
子供がそれをお隣さんの高級車に投げようとしたって無理笑。
いつまでも足元は安全に保たれている。
さあ、春が本格的に始まっている。
あっという間に夏がやってくる。
雑草の季節だ。
備えは早いほうがいい。
今年も雑草に苦しむの?
家の周囲にドライテックが採用される理由は以上の通りだ。
宮本充也