長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2021/04/23

「ものづくりの現場は知られていなさすぎる」フッコー・ロータス・エクスショップ

「ものづくりの現場は知られていなさすぎる」フッコー・ロータス・エクスショップ

未来経営塾でも親しくしている経営者間の交流で、エクスショップの加島さん(代表取締役)とともにロータス(家具製造)やフッコー(塗壁製造)を訪ねた。「ものづくりの現場は知られていなさすぎる」。改めて課題を立てたものづくりの情報発信について。



生コン?セメント?モルタル?

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未来経営塾でも交流のある特に親しい間柄の数名で都内で打ち合わせを行った。

写真はフッコー(ドライテックのキーバインダー製造の塗壁メーカー)の杉山さん(代表取締役)が創業当時50年以上も前のカタログを持ち出して見せてくれている。

同社や同じく訪ねたロータスの蓮見さん(代表取締役)、そして当社長岡生コンクリートいずれもB2C、いわば専門家を相手に商いをしている。

一方、現在進行中の未来経営塾7期にジョインしていらっしゃる加島さんはエクスショップの代表取締役。

エクスショップは日本一安いエクステリア資材をインターネットで広く一般に販売するスタイル。

いわゆる、B2C、基本的に専門家を相手にビジネスはしていない。

彼女と出会ってから常に助言や指摘をしてもらっているのが情報発信の視点の違い。

B2Bは情報の大前提が「お互い専門家」。

「わかりますよね?」というのがまずはあって、話は進んでいく。

一方、冷静になって考えればわかるのだが、一般の人には「そんなもんわかるか。生コン?セメント?モルタル?」

どれもこれもごっちゃになってしまっていて、しっかりと説明してもらわなければわからないもの。

その溝が両者に不幸をもたらす。

「知られていない」つまり、「存在していないのと同じこと」。

「ものづくりの現場は知られていなさすぎる」

B2Cで20年近い蓄積を誇る加島さんを中心に、ものづくりの情報発信に活発な意見交換がなされた。

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フッコーのプリモという壁材のサンプル。

「実際に手にとってみてみるととっても素敵なのにカタログ媒体からそれが伝わってこない。もったいない」

は加島さんのご感想だ。

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こちらは彼女のアイディアでプリモとロータスのデスクを組み合わせて学習机をアップデートさせようというもの(作画:SUMMERHILL)。



バズってるYouTube #shorts 他動画コンテンツの充実

せっかく素晴らしいアイディアが生まれて形になったとしても、知られてなければそれらは見出されることはない。

僕たちものづくりのラストワンマイルがまず持つべきことは「一般には1mmも理解されていない」という認識。

自意識過剰になってはならない。

忘れてならないのは、生コン、塗壁、家具(はまだマシ)は一般の方々が1日の可処分時間を1秒すらかけていない、という前提。

存在していないのだ。

そんな相手に、生コンや塗壁の細かい話をしたとしても、伝わらない。

だから、まず、知られなければならない。

その上で、伝え方を変えていかねばならない。

その意味では今使わない手はないメディアは動画。

以前も紹介したように現在生コンポータルのYouTubeアカウントがバズっている。

⚫︎参考記事: 「ありがとう底辺の皆さん。生コンポータルのYouTubeショートがバズってます」YouTubeショートをバズらせる方法

今日現在では1ヶ月に200万回以上再生されている。

これは「知られていない」生コン製造業にあって革命的なことだと思う。

その動画というメディアを使って専門家にとっては当たり前の知識を発信する。

僕たちものづくりにとっては至極当たり前のことで、「今更何言ってるの?」というようなことをYouTubeで30〜60秒で解説する。

これだけで十分効果があるはずだ。

AIDMAという言葉があるくらいだが、まずは知ってもらう。

興味を持ってもらう。

その上で、欲しいとか買うとかに導かれていく。

まずは、一切伝えてこなかったということを自覚して、その上で伝えてみる。

どんな些細なことでも構わないから、発信する。

手応えがあれば生コンポータルが昨年から力を入れている映画「透水宣言」のようにもっと詳しく知りたい人向けのコンテンツを作るもよし。

ブログだって良いだろう。

SNSも、1回2回上げた程度では埋もれる。

継続が大切。

三日坊主や尻切れとんぼじゃダメだ。

ダイエットやランニングなんかもそうだけど、「続ける」に一番大切なことってなんだろう。

僕は、「仲間がいること」「楽しい、やりがいがあること」だと思っている。



僕の場合もはや仕事と遊びの垣根は無くなった。

いつだって楽しい。

祝日、日曜日、関係なく遊んでいたい。

それを人は「仕事」と呼ぶ。

分けるって、逆にもったいないなと本気で思っている。

僕はやりたいことしかやってないのだ。

誰にどのようにみられているかは知ったこっちゃない。

杉山さん、蓮見さん、加島さんという仲間達と一緒にいるだけで刺激的で楽しくて時間を忘れてしまう。

素晴らしい仕事・成果ってのはきっとそんな楽しい先にあるはずだ。

笑顔で仕事を楽しもう。

僕たちのやっていることは素晴らしい。

埋もれさせておくにはもったいない。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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