2021/06/30
「庭コンに《見積書》《プラン》をご提示ください。《無料》で診断・相見積もりを致します」後出しジャンケンワークス

よく寄せられる「この見積もりが高いのか安いのかわからない」「適正価格ってどのくらいなの?」「どの業者に頼んだらいいかわからない」。お庭づくりは0円マッチング庭コンでは今後無料で見積もり診断・相見積もりのサービス(「後出しジャンケンワークス」)を開始します。
後出しジャンケンワークス
⚫︎参考記事: 《無料》「250万の見積もりが100万になった例もある」見積もり・プラン診断
先行して事業パートナー白石建設にて展開されている後出しジャンケンワークス。
一般の方から寄せられた実際の見積書・プランにカウンター提案(相見積もり)がなされる。
つまり、何かって、どこぞの業者さんが提示した見積書が実際に正当なものなのか、あるいはぼったくりすぎてるのかを無料で診断するサービス。
診断だけじゃない。
実際「この見積もりはちょっとひどいな」と庭コンが判断した場合、その見積もりにカウンターを当てる。
そう。
庭コンに登録されているおすすめ施工業者に相見積もりを依頼する。
提示されている見積書に対して、庭コン登録業者が値入れを行う。
値入れネイレ 仕入原価に一定の利幅を加えて売価を決定すること。 「マークアップ」ともいう。 一般的には、加えた値幅を販売価格で割った比率を「値入れ率」と呼び、名目、マージン率と同じになる。(値入れ)
まさに、後出しジャンケン。
しかも、営業経費0
引き続き庭コンはあくまで「お庭づくりは0円マッチング」を貫いていく方針だ。
提示されたプランや見積書に対して、庭コンがおすすめする施工業者から相見積もりが無料で手に入る。
庭コン登録の施工業者にとっては実際にプランを提案したり現場訪問する手間がかからない。
これ、例えが古いけど、ジョジョのザ・ワールド級に反則かもしれん笑。
DIOだと負けちゃうから、承太郎のスタープラチナにしときましょう(生コンポータル小松職員の談話)。
このサービスは、一部で顧客利益を無視した業者も少なくない流動性の低いエクステリア産業の風通しをよくする。
よってもって、忙しい一般施主は、あれこれいろんな業者の話や提案を聞くことなく、無料で相見積もりを手にすることで、その価格の妥当性を確認できる。
これ、最強のサービスのように思えてきた。
なんで、こんなサービスが無料で提供できるのか?
訝しむ向きも多いかもしれない。
「何か裏があるんでしょ?」と。
種明かしは、庭コン登録の多くが生コンポータルが連携をしている生コン工場と取引関係にあるということ。
庭コンを運営する生コンポータルは生コン工場との連携を本業としている。
つまり、「庭コンのおかげで受注できた登録施工者は自ずと生コンポータル都連携している生コン工場から生コンやドライテックを購入することになる」ということが収益モデルだ。
産業の流動性が高まり、これまで埋もれてきた生コン工場に光があたり、事業機会が増える。
そのことで、生コンポータルは自然とその収益を生み出す。
これが、マネタイズの仕組みだ(まあ、こんな話消費者からすればどうだっていいことかもしれんが)。
さらに、可能性は無限大だ。
AI、RPAの活用。
一般顧客から寄せられた見積もり・プランをAIを活用することで人の手間を介することなく診断する。
さらに、RPAを駆使することで、あらゆる作業が自動化する。
ロボティック・プロセス・オートメーションは、ソフトウェアロボット または仮想知的労働者と呼ばれる概念に基づく、事業プロセス自動化技術の一種である。デスクトップ作業のみに絞ったものをロボティック・デスクトップ・オートメーションと呼び、RPAと区別することもある。 ウィキペディア
業務フローがある程度固まってくれば、AI・RPAで瞬時に相見積もりが提示されてしまう。
このことで、庭コンに登録されている真面目なのに事業機会に恵まれない埋もれていた施工者に光が当たる。
適正に市場と顧客に評価されやすくなる。
そのことで、そんな施工者にプロダクトをお届けしている生コン工場も事業機会に恵まれる。
一般施主・施工者・製造者、三方良しの最強サービスの萌芽だ。
この着想を共有してくれた白石建設の武南さんには感謝しかない。
最も身近な生コン工場の社長さんだ(なんで、岡山に静岡県の生コン屋さんの最も身近な生コン屋さんがあるのか俄然不思議だが笑)。
B2B、法人間取引、僕たち施工者や製造者は常に内向きの情報発信を行なってきた。
適正にラストワンマイルの価値は見出されてこなかったと言っていい。
すごく真面目に、しっかりとした仕事をしている方なのに、事業機会に恵まれずいつもあくせくしているなんてこともよく見かける。
「自分と自分と同じような人たちのために自分の全てを捧げる人生を生きる」僕のミッションステートメントに通じる活動。
もちろん、誠実・真摯に、信じる正義からブレず、つまらない利益主義に走らず。
「お庭づくりは0円マッチング」
キラーコンテンツの提供が始まろうとしている。
自分たちの収益源はマッチングではなく、ものづくり。
物を作って売ってなんぼ。
生コンポータルでは引き続きそこをとことん貫いていきたい。
宮本充也