2021/07/02
【静岡】「埋まる(砕石敷)、入らない(水勾配)の二項対立の解消」伊豆植物園

静岡県三島市。元々砕石敷でトレーラーを入れる際に埋まってしまい大変だった。コンクリートの土間にすると水勾配で1人でトレラーを押し入れる事ができない。施主にて自力で掘削。カーポート砕石入れまでおこなったがドライテックの施工だけは業者にと実績十分の伊豆植物園に依頼。
製造:長岡生コンクリート(担当:Masatsugu)、施工:伊豆植物園(担当:山口紀之、67m2、100mm厚、4名、3時間、タイムラプスあり)
埋まる or 入らない
施工Before。
元々砕石敷でトレーラーを入れる際に埋まってしまい大変だった。
コンクリートの土間にすると水勾配で1人でトレラーを押し入れる事ができない。
なんと施主にて自力で掘削。
カーポート砕石入れまでおこなった。
この自力(DIY)根性施工は最近流行ってるのか笑。
⚫︎参考記事:【岡山】「人ももう少したのんで増やします。平坦性は難しいですね!」麻生岡山生コンクリート・DIY
中には6ヶ月かけて自力で掘削、残土処分を行なった強者も。
それはさておき、砕石敷であればどうしても地盤の支持力(支える力)が弱いため、重量車両であるトレーラーは埋まってしまう。
舗装全般に言えることだけど、それを解消するために何らかの材料を舗装することになる。
ただ、最初に自然な候補として挙げられる土間コンクリートの場合、「水勾配」という排水のための傾斜(2〜3%)の設定が必須。
トレーラーのような長手の車体を一人で乗り入れることができなくなる。
水はけを気にすることなく真っ平らにできる舗装。
今回もドライテックが一択となったのだった。
掘削、路盤まで自力でやったお施主さんだが、流石に仕上げはプロにと言うことで実績十分の地元伊豆植物園(イズショクさん)に依頼。
仕上げはイズショクさ〜〜〜ん♪
長年の取引先でもある伊豆植物園の企業cmとしても使えそうな気がしている。
施工After。
お見事真っ平らなドライテック67m2は熟練イズショクさんたち4名で3時間で完成。
コンクリートだから重量車両を支える支持力は確保。
水を即座に吸収するから勾配が必要ないので一人でトレーラーも入れることができる。
施主の希望はこうして叶えられた。
全国各地にイズショクさん、長岡生コンのコンビができればいいな
各地に施工と生コン製造の両輪ができれば、静岡県伊豆の国市(生コンポータルの地元)と同じことが全国に広がる。
今はまだ、残念ながら入り口も入り口。
全国地図には歯抜けだらけ。
現在、生コン製造に関しては600を超え、全国3200工場の20%に到達しようとしている。
ずいぶん材料供給体制は整備されてきた。
一方の施工者の認知がまだまだ遅れている。
そこが課題だ。
生コン工場にとってのお客様でありパートナーである施工業者のネットワークが拡大することで一般の方のちょっとした困りごとは解消される。
あったらいいなと言うニーズが満たされる。
そのためにも、送電網や水道網のように、各地の施工・製造の両輪が機能しなければダメ。
伊豆の国市では当たり前のような、イズショクさんと長岡の関係性を、全国各地の当たり前にすれば、多くの人々が喜ぶことだろう。
今日当社担当者のMasatsuguことまさつぐは兵庫県に伺っている。
製造・施工指導のためだ。
僕はいつもの朝通り施工実績をブログに起こしている。
淡々と、淡々と、自分たちができることをひたすら続けているだけだ。
他人や誰かに何かを期待したり依存したりせず粛々と自分たちを見つめ行動していきたい。
「自分の未来は、自分で切り開く。他人ではなく、自分で自分の運命をコントロールする」(柳井正の起業家十戒より)
宮本充也