2018/08/13
「ゲリラ豪雨にも負けず|透水性コンクリート」

国分寺で20名を集めて開かれたエクスパラダ社主催の透水性コンクリート「ドライテック 」施工見学会の裏側で、長年のエクステリア外構工事の経験も唸らせるとある事件が起こっていた。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/4020.html
ゲリラ豪雨にも負けず
業界関係者を多数集め14時半には大方施工も終わる。
盛会裡に幕を閉じた透水性コンクリート施工見学会。
エクステリア工事業に長年の経験をもつ小林会長もご満悦の様子で会場(施工現場)を後にする。
夕方17時頃、それは突然やってきた。
けたたましい音を立てながら国分寺周辺を襲うゲリラ豪雨。
最初に思い浮かんだのは無事仕上がった透水性コンクリート。
エクステリア外構工事業者なら知っている。
3時間経たないうちに無防備な仕上げ面に叩きつける豪雨。
それは、「土間コン施工のやり直し」を意味する。
「もう、だめかと諦めたよ」
弊社担当まさんぐにおっしゃった一言。
業界関係者(ほとんどは小林会長を慕うお仲間)を多数集め、
意気揚々と次世代の土間コン施工見学会。
それが直後に降ったゲリラ豪雨で取り壊しになりました。
そんなんシャレにならない。
暑い中冷や汗をかきながら現場に急行。
そこにあったのは施工直後となんら変わらぬ透水性コンクリートだった。
むしろ、表面には水たまりはまるでなく、
その翌日以降も見事に透水性コンクリートの性能は発揮されている。
全く問題がなかったのだ。
※仕上げ後の様子。
※コンクリート新聞さんにも紹介していただいた
ペーストが流れ落ちるほどのはやばいけど
施工後3時間もすれば今の気温では全く問題ない。
ただ、施工直後のようにまだ凝結が十分に進行していないタイミングで例えば、
ホースで水をじゃぶじゃぶかけてブラシでこする
みたいなことをしたらOUT。
たちまちペーストは流出して骨材同士の付着も壊れることだろう。
ただ、思い出して欲しい。
透水性コンクリート施工直後に人その上を歩いてます。
そのくらいタフな製品だってことを。
※施工中仕上げ面を人は歩いている。土間コン打設を知らない素人のようだ
この土間コン。
大勢のエクステリア外構関係者をうならせてます。
こんなに楽で安心な土間コン。
そんな風に感じていただいている。
天候のことなんかわからない。
さっきまでぴーかん(ふるいか)だったのに、
たちまち黒雲が立ち込めてきて猛烈な豪雨と洪水に見舞われる。
これが残念ながら現代のリアルだ。
そのときに土間コン。
なすすべもなく表面を叩かれ無残な仕上がりは取り壊しを迫られる。
そんなんでいいのか?
次世代の土間コンの真価はこの「タフネス」にあると思う。
生コンでいいこと。
宮本充也