2018/09/04
「なんで身近じゃなかったの?|透水性コンクリート」

テレビで最近話題の透水性コンクリート。業者さんに聞いても「あんまよくわからない。使ったことないからやりたくない」とそっけない返事。透水性コンクリートって本当に買えるの?
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_489.html
透水性コンクリートってどうやったら買えるの?
※左上から、住宅駐車場、カーポート、隣地との境界歩道、別荘駐車場、住宅駐車場、住宅駐車場、鉄塔内舗装、鉄塔内舗装、住宅歩道(着色)
※民間工事、公共工事あらゆるシーンで採用が進む透水性コンクリートは最近でこそ水災害対策などテレビなどで注目を集めるようになってきてはいるけれど・・・
※小規模工事が得意だけれど、「小は大を兼ねる」大型施設の建築外構や公共物件でも採用は進む
※レンガブロックなどとの組み合わせにより多様な意匠性も発揮する。写真奥は10mm下がっている箇所は「車いじり」のため。ジャッキアップをしても水勾配(傾斜)がないから安心作業
※木製デッキと組み合わせることで「車両の乗り入れが可能な」ウッドデッキ、題して「木製駐車場」も実現可能(下地に透水性コンクリートで支えてあります)
逆にどうして透水性コンクリートが身近ではなかったか?
その答えは産業構造にある。
住宅外構などに透水性コンクリートのような価値を提供する業態には大きく2つある。
一つはおなじみ、お庭屋さんやエクステリア・造園業者さん。
そして、もう一つが生コン工場。
実際設計したり工事したりするエクステリア関連業者と透水性コンクリートを製造して現場に持ち込む生コン工場。
実は全然連携が取れていないのだ。
むしろ険悪な関係といってもいい。
そんな両者の関係性が透水性コンクリートが身近でなかった理由の一つとなっている。
※お問い合わせはこちらからお気軽にお寄せいただけます。
秘密は「元気な!」生コンネットワーク
※Mapは全国の「元気な!」生コン工場や透水性コンクリート製造実績のある工場を示している。その数200以上。もちろん、工場のない地域でも供給は可能。
そんなにいいものなのになんで身近じゃなかったの?
生コン工場にとってエクステリア業界は「小口」のお客様。
スーパーゼネコンみたいに1現場で数百、数千m3と買っていただける先様じゃない。
これは僕に言わせれば単なる怠惰。
小さい現場にこそチャンスが眠っている。
そう考えるべきなのに、
大半の「元気じゃない」生コン工場は小口のお客様を疎かにする。
結果、小口のお客様からも生コン産業は期待されなくなる。
「どうせ生コン工場に期待しても何も起こらない」
そんなムードが立ち込める。
両者の関係性は冷え込むばかり。
だから、新たな価値として生まれた透水性コンクリートの流通が妨げられる。
そんなにいいものなのになんで身近じゃなかったの?
これが答え。
でも、ITと中小企業関連形はその常識に風穴を開けた。
全国の「元気で前向きで小口を大切にする生コン屋さん」が同一の価値をお届けする。
小規模建設事業者だからといって対応を疎かにしない。
0.5m3でも大切に対応する。
だから、
透水性コンクリートは全国どこでも5営業日以内にお届けできる。
そんな身近な存在になった。
これからも冷え込んだエクステリア工事業界と生コン業界の両者の関係性を修復することに力を入れていきます。
水災害などその必要性がより高まる透水性コンクリート。
もっと身近に、
もっと役立つ。
そんな存在にするために。
生コンでいいこと。
それは、生コンポータルの使命です。
宮本充也