2018/09/21
「こども施設の舗装にどうなの? 子供が裸足で遊べる透水性コンクリート」

「バスケットコートを自宅に」と並んでこのところ多くの声が寄せられる質問「保育園での利用」はまさに透水性コンクリートの十八番。子供が裸足で遊べるコンクリート舗装の理由とその応用について
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_360.html
子供が裸足で遊べる透水性コンクリート
※大分県を本拠地とする森友会(https://sinyukai.com/)の保育施設で採用された透水性コンクリート
※大分市のこの現場がきっかけとなり幼保施設からの問い合わせがやまない。
こども施設の舗装にどうなの?
えびちゃんが使ってる化粧品みたいなものだろうか。
「あの森友会の保育施設で使われてるんだって?」
みたいな現象なのだろうか。
このところこども施設からの透水性コンクリートの問い合わせがやまない。
森友会(しんゆうかい)は若き理事長立山さんが率いる幼保施設グループ。
その広がりは幼保業界にとって新しい息吹となっている。
こども園界隈も生コンに負けず劣らず保守・閉鎖的な業界。
そんな常識に果敢に挑戦し今業界では知らない人がいないほどに成長している森友会グループに採用されたとあってか、
こども施設への透水性コンクリートの検討が広がっている。
「バスケットコートを自宅に」
と並ぶほどの「よくある質問」になりつつある。
ところで、透水性コンクリート。
どの点がこども施設にとって有益なのだろうか?
路面温度
よく知られているように透水性コンクリートの路面温度はアスファルトに比して10度以上も低い。
さらに、水を通すための空隙(くうげき)を含めると、非常に広い表面積が吸収した水が蒸発した時に奪われる気化熱効果によって路面温度は意図的に下げることができる。
打ち水をすると路面温度が下がることは知られている。
透水し保水し表面積の大きい透水性コンクリートの温度は下がることは想像に難くない。
こどもが裸足で遊べるコンクリート舗装
といえば分かりやすいだろう。
事実プールサイドに利用されることもある透水性コンクリート。
打ち水しなくとも歩ける程度にしか熱はあがらない。
歩行の安全性
水を透すということはつまり水はけを考えなくてもいい。
このことで得られるもう一つの価値が、
水勾配(スロープ、傾斜)
がなくなる。
完全にフラットな地面が実現するということ。
不自然に傾斜をつけた舗装は歩行にとってストレスを与える。
さらに、ゴムチップ舗装との併用によって転倒のリスクも軽減される。
※ゴムチップ舗装(https://nishimura-jushi.co.jp/publics/index/55/より引用)は透水するため、下地が透水性コンクリートであれば雨天時も水たまりはできない
雨の日直後からこども達の矯正が園に溢れる。
ほかの舗装で想定される環境ホルモンの問題の忌避や自然環境全般における効果も知られている透水性コンクリート。
これまでも総論では普及が期待されていたが、
今全国の生コン工場というものづくりの現場でこの製品が普通に製造されるようになってきた。
こども施設も全国どこにでもなければならない存在。
それと同じくらいどこにでもなければならない生コン工場。
その点と点が結びつく。
すると、こども達の笑顔が生まれる。
そんな素敵な夢が見れるようになってきた。
立山さん(森共会理事長)に見出され、
おかげで多くの問い合わせをいただくようになってきた。
こどもの未来を考えたら、やっぱり選択肢として検討すべき舗装。
透水性コンクリート。
生コンでいいこと。
宮本充也