2018/10/11
「御神木を救え!|透水性コンクリート」

神社の御神木まわり。木を診断するとアスファルト舗装による水不足が判明し、透水性コンクリート「ドライテック」採用。高知県境に近い徳島県の山奥で試験練り&施工を実施。徳島市内から二時間超かかる現場。施工は小野組、プラントは共生折宇谷工場。約40㎡、厚さ15㎝、7㎥打設。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/case/post_239.html
シンパクに続き御神木第2弾は徳島!
御神木の衰えを止めろ!
樹木医の診断によれば、
アスファルト舗装による水不足
そう。
本来、地表は裸で被覆されていないのが自然。
御神木から見れば人間など新参者。
その新参者が自然を破壊し地表を被覆する。
目につく殆どの地面はアスファルトで被覆されている。
(※我が国の舗装の95%はアスファルトであり、コンクリートが自然を破壊しているというのは舗装に関しては誤解が多い)
新参者が御神木の暮らしにとっては驚異となる。
持続可能
自然との調和。
それは、大自然の象徴たる御神木と地域住民との共存。
※高知県境に近い徳島県の山奥にある御神木を守る
※今回は本施工に先立つ試験施工。地元小野組の手による。
※見事きれいに仕上がる。
※製造を担当したのは共生折宇谷工場(四国生コン工業林さん協力)。
よくある質問「うちの地域でも大丈夫?」
今回は人里離れた山奥での実績。
ここだけ特別だったってことではない。
全国津々浦々に生コン工場は展開している。
生コン工場さえあれば。
つまり、日本全国どこにでも供給可能ということ。
生コンクリートは地産地消ビジネス。
だから、その土地の自然を削り(恵みをいただき)、橋やビルの基礎や舗装などの製品に再加工する。
アスファルト(石油製品)とちがって、
石
が原料。
だから、自然にとって有害なものを含まない。
自然素材。
そして、透水性コンクリート。
20%に及ぶ連続空隙は水をざるのように通す。
御神木が生まれた頃には舗装なんてなかったはずだ。
今は変わり果ててしまった地表面を覆い尽くす舗装。
けれど、自然素材の舗装でありなおかつ水を通すってことは、
つまりは地表が被覆されていないのと同じ。
そして、頑丈な表面は人が往来する際にも安心。
新参者の人が御神木に対してできる思いやり。
サステナブル。
持続可能な社会。
それは、地球との共生を意味する。
透水性コンクリート。
次世代の土間コン。
それは、御神木の健康にも有益に作用する。
生コンでいいこと。
宮本充也