2019/02/10
【大分】図面が最初から透水性コンクリート

「お施主が気に入ってくれたんですかね?」って聞いたら、「いや、設計士さんが気に入ったみたいで、図面が最初から透水性コンクリートになってましたよ!とのことでした!広がってますね〜。(大分綜合建設九鬼さんからのレポート)。
図面が最初から透水性コンクリートになってましたよ!
今回の現場は幼保業界に新風を巻き起こす立山さん率いる森友会(しんゆうかい)の新保育園「こころの森保育園」。(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_360.html)
2回目の施工でもすでに慣れたもの。見事なプレートさばきで順調に舗装が仕上がっていく。
配管周りなどの細かい仕上げを金槌で行っている。見事な工夫、見事な仕上げ。
今回も無事完成。10m3(100m2弱)を真っ平らに仕上げることができた。
きっかけは立山さんとのご縁。
幼保業界で果敢に版図を広げている経営者、立山さん。
もともとのご縁から、新築する保育園に以前検討いただいたのがきっかけ。
いわゆる、施主の推薦。
施主の推薦。
この影響力は大きい。
ただ、1回こっきりで終わるケースが多い。
それは、お施主さん以外を敵に回すことがあるからだ。
「お施主さんが言うから今回は使うけど、二度と使わねえからな。卑怯だぞ」
ってやつだ(笑)。
その製品が本当に価値のあるものでない限り。
生半な価値だった場合。
仮に価値があったとしても、施主推薦はその後に繋がりにくい。
これが現実だ。
図面が最初から透水性コンクリート。
つまり、設計される方にご評価いただいたということ。
「施主の推薦で一応検討したけど、使ってみたら意外といいじゃん」
の証拠だ(笑)。
・真っ平ら
であることは園児の歩行に安全。それは、透水性といって水を吸収する性能により水勾配(これが結構設計士を悩ます)をつけなくてもいいからできること。透水性能はさらに、路面温度の低下を意味する。夏場に子供が裸足で歩ける舗装。雨の日に、濡れた靴が雨水を室内に引っ張ることもない。
リピートで使っていただく理由はだいたいこんな感じ。
現在は、「知る人ぞ知る」ポジションにある透水性コンクリート。
およその設計図面に記載されている舗装は、
・アスファルト
・コンクリート(普通の)
・その他
その他の中でシェアを伸ばそうとしている存在。
今回のように喜んでいただき、リピートいただける方たちのためにも。
もっともっと情報発信に力を入れて。
もっともっと当たり前の舗装を目指す。
生コンでいいこと。
宮本充也