2019/02/16
「未来世代のための仕事」保育園で透水性コンクリートが採用される理由とは?

和歌山県和歌山市は野崎保育園。カラー60m2(レミーブラウン)、プレーン57m2合計117m2の透水性コンクリートで外構を整備。決め手は「園児のためを思って、水たまりがなく滑らず歩行に安全な」透水性コンクリートを決断。(副園長)
施工;浅川組、製造;大東コンクリート
水たまりがなく滑らず歩行に安全な
和歌山、生コンの師匠大東(おおひがし)さんが率いる大東コンクリートが製造する透水性コンクリートが新設保育園の外構工事に届く。
土間コン(通常の生コン)ではとても無理な面積でもたった1日で施工ができるのも強み。
水たまりができないから「真っ平ら」にしても大丈夫。そのため、施工もしやすければ、水勾配(傾斜)もつかないため、歩行に安全。
色も選べる。園児のことを考えて、目に優しいアースカラーが採用。
仕事の中でも誰かのことを考える姿勢。
感動してしまうのはこういう時だ。
仕事は畢竟「誰か」人のため。
誰かの役に立つためにやっているはず。
なのに、事務的に「こなして」いたりしないだろうか。
淡々と。
決められた業務プロセスをこなす。
保育園の副園長という仕事をしたことがない。
ただ、同じく仕事だ。
建物を新築する。
仕事の一環。
設計士や建築会社から提示される提案。
そのままGOを出す。
そんなものじゃないだろうか。
わざわざ園児のことを考えてホームページをはじめあらゆる調査をし園児に優しい透水性コンクリートを選ぶ。
そんな保育園に子供を預けたい。
そんな風に誰しもが思うはずだ。
森友(しんゆう)会での採用以降止まらない保育園。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_643.html
先日も保育園での採用があった。
大分を本拠地に幼保業界に革命を起こす森友会の採用以降、
保育園新築に透水性コンクリートの検討が進む。
設計や建築会社からの問い合わせではない。
施主。
今回のように保育園の副園長さんのように運営する責任者の方からのご連絡。
本気で園児のことを。
そこで時間を過ごす子供達の事を考えているから。
仕事。
事務的なプロセスではない。
情緒あふれる。
血の通った気持ちの先に、
透水性コンクリート。
滑らない。
水たまりのない。
夏でも子供が裸足で歩ける。
そんな舗装を考える。
仕事でそこまで人のことを考えているだろうか。
こうした実績には誰しもが感動をするものだと思う。
仕事は人のためにある。
誰かを幸福にしたり喜ばせたりするために。
そんな原点を思い出させる実績に心震わされる。
誰かのために生きているだろうか。
仕事。
これからも、誰かのための透水性コンクリート。
生コンでいいこと。
宮本充也