2019/04/07
厳寒の土地【青森】で一冬越した透水性コンクリートは【凍上】もなく変わらず利用されています

昨年より本格的に始まった青森や北海道など厳寒の土地での透水性コンクリートの普及。懸念されていた凍上も一冬経過を確認しいよいよ通常の舗装として適応がはじまる。今回は昨年採用していただいた石岡ブロックさんからの写真でのご報告。
一冬越して透水性コンクリートの真価は見出された
昨年秋、いよいよ本格的な冬を迎える青森は弘前市で透水性コンクリートは施工された(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_552.html)。
一冬超えた透水性コンクリートは駐車場として普通に利用されている様子。
4月13日はご報告いただいた石岡ブロックさん主催で透水性コンクリート施工見学会(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/in.html)。
懸念された凍上。
厳寒の土地では土壌中の水分が凍結する。
体積膨張によって地盤が膨れ上がってくる。
舗装が迫り上がる。
その上を車両などの重量物が乗り入れると割れる。
繰り返されると舗装はひび割れだらけになる。
北海道などではもうはなから諦めてアスファルトなんてこともある。
凍上抑制層の深さが地図で示され基準となっている。
厳寒の地で新しい舗装を検討するにあたり真っ先に懸念される。
それが、凍上。
そうした地域では凍上抑制対策に加えて通常100mmの版厚を150mmとする。
透水性コンクリートもその仕様に従った。
そして、一冬経過した。
カーポート下部分も含め凍上による割れは見られない。
いよいよ北国での認知が得られたことになる。
東北以北が動き出す。
凍上の影響もありどうしても保守的にならざるを得なかった東北以北。
引き合いが目に見えて増加してきた。
15年の歴史を持つ透水性コンクリート。
いよいよ北国でも標準舗装になろうとしている。
その第一発目の見学会:https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/in.html
北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島。
全ての地域でいくつかの冬を越した。
依然採用いただいた方々からの引き合いは途絶えない。
東北以北にも共感する製造工場が展開している。
もちろん、共感する施工店も同様だ。
新しい市場が生み出される。
東北以北にも、生コン工場から生コンでいいこと。
透水性コンクリートがいよいよ届く。
生コンでいいこと。
宮本充也